次期ヴィッツの内装はオレンジの差し色で華やかになるかも
2015/07/21
タブレット風クラスターで1クラス上の質感を表現
デビューの予定はまだ4年先だというのに、早くも次期ヴィッツのコックピットデザインをキャッチした。
上に掲載した予想イラストは、トヨタ社内で検討されている次期ヴィッツのインパネデザインを再現したものだ。まっ先に目を引くのは、センターコンソールとドアトリムに用いられるオレンジの差し色。ブラック、モノトーンで味気ない印象になりがちなコックピットを華やかに彩る処理として要注目だ。ただ、このオレンジ内装は、スポーティなRS用に検討されている可能性もある。
ユニークな配色と並んで質感の高さをもたらすのが、タブレット風にデザインされるセンタークラスターだ。これはボルボが採用しているフローティングセンタースタックにも似ているが、ナビ画面と操作系をピアノブラック調のパネルにまとめることでモダンさを強調。さらに、センターコンソールから続く左右非対称のシルバーガーニッシュが、あたかもスタンドのように見えるのもおもしろい。
シフトレバーが配置される位置は現状より上になり、インパネシフトとフロアシフトの中間くらいの高さになりそうだ。手が届きやすく、運転席と助手席のゾーンを適度に区切ってそれぞれにパーソナルな空間をもたらす狙いが込められているのかもしれない。
新世代プラットフォームであるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)による軽量&高剛性プラットフォームと新世代エンジンを得る次期ヴィッツは、クオリティとデザインの両面でかつて誇った優位性を取り戻すことになるだろう。
※2015年7月21日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2019年5月
■全長×全幅×全高:3880×1695×1495(mm)
■搭載エンジン:1.3L 直4 他
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【トヨタ タンクの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- 【試乗】新型 日産 ノート|市販モデルではプロトタイプのネガ部分が消え、スタビリティの高さが際立った
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 9年連続エンジン・オブ・ザ・イヤー2.0~2.5L部門賞を受賞した「2.5L直列5気筒TFSIエンジン」搭載の狙い目モデル3選
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- 掲載率1%未満! 大人気コンパクトカーの2代目日産 ノートを狙うなら、激レアグレードも要チェック!