日産×コンランのファッショナブルなコラボレーションモデル

各自動車メーカーは付加価値や個性を与えるため、また販売促進のためにいろいろな他業種とコラボレーション(共同製作)を行っています。以前紹介したレガシィ ブリッツェンも『スバル×ポルシェデザイン』によって作られた数あるコラボモデルの一つです。そんなコラボモデルの中でも、“センスがあるなぁ”と思わせるのが、日産とコンラン&パートナーズ社のコラボによる「プラスコンランシリーズ」です。

コンラン&パートナーズ社は、ロンドンに本店を構え、世界6都市8店舗でハイセンスな家具やインテリア小物を販売する「ザ・コンランショップ」を展開(日本は新宿・丸の内・名古屋・福岡の4店舗)しています。また、インテリア、プロダクトなどの分野で話題のデザインプロジェクトを多数手がけるなど、そのセンスの高さは世界でも定評があります。

そんなコンラン&パートナーズ社とコラボした「プラスコンランシリーズ」。そもそもは2003年のモーターショーに参考出展され話題になったショーカーでした。その後、2004年5月から7月の期間限定+1000台限定で販売され、たった2週間足らずで1000台という限定数に達してしまったほどの人気モデルです。
キューブ プラスコンラン マーチ プラスコンラン ラフェスタ プラスコンラン

モデルは大きく分けて2つ。2004年に発売されたキューブシリーズ(キュービック含む)と、2006年に発売されたキューブ、マーチ、ラフェスタです。同じコンランシリーズですが、それぞれのモデルで内装の趣向が若干違っています。2004年のキューブシリーズは、シート色が赤/ベージュのアルカンターラですが、2006年のモデルは専用の赤/ブラウンの本革シートです。ほかにもプラズマクラスターイオンのフルオートエアコンやオートライトシステムなど、デザインだけでなく実用面でもお買い得なモデルとなっています。

マーチはというと、ボヘミアンスタイルがテーマの花柄シート地(赤/エクリュ)やチタン塗装が施された専用のフロントグリル、ホイールカバーなど、デザイン面で多くの変更が行われています。

一番オススメなのがラフェスタです。赤/ベージュのパールスエード地のシートは他モデル同様にコンランらしいですが、ラフェスタの“ウリ”とも言えるパノラミックルーフのシェード部分にストライプ柄を取り入れています。普段は開けっ放しのシェードを閉じてもワクワクするような“遊び”があります。このあたりにセンスの良さが感じられますね。
キューブ プラスコンラン インテリア マーチ プラスコンラン インテリア ラフェスタ プラスコンラン インテリア

外装色はいずれのモデルも、ビターショコラ+1カラーが設定されていましたが、せっかくなら専用色のビターショコラを手に入れたいですね。深みのあるショコラカラー+赤のシートの組み合わせが一番コンランらしいと思いませんか?マーチ、キューブシリーズ、ラフェスタ3車種とも人気モデルのため、乗っていても同じ車とすれ違うことが頻繁にありますが、「プラスコンランシリーズ」なら差をつけられること間違いなしです!

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<カーセンサーnet編集部・フクダ>