レガシィ×ポルシェデザイン。そのセンス溢れる一台

スバルの伝統である4WDシステムと水平対向エンジンを搭載し、国内で絶大な人気を誇るレガシィB4/ツーリングワゴン。モデルも3代目となり、さらなる熟成が進み、もはや完成形の域に達したとも言えます。ワゴンは国内のステーションワゴンを牽引する存在で、B4はスポーティセダン復活に大きく貢献した一台です。

ただ人気モデルであるがゆえに、街中では同じ車を見かけることも多々あります。レガシィに乗りたいけど“他人と同じ車はイヤ”と敬遠されている方もいらっしゃるのでは?そんな方にオススメなのが、旧型が販売されていた2000年から毎年限定生産されている『ブリッツェン』というモデルです。ちなみにブリッツェンとは“稲妻が輝く”という意味だそうです。
レガシィツーリングワゴン/B4 ブリッツェン 2006

では『ブリッツェン』のどこがスゴいのか?それはなんと言ってもポルシェデザインとスバルが共同開発した専用エアロのデザイン性の高さでしょう。レガシィのもつスポーツ性をより高める洗練されたデザインは、他のレガシィと並んだときにひときわ目を惹くはずです。フロントグリルやフォグランプ、マフラー回りはメッシュ化されていて全然違った印象を受けます。

閑話休題。ポルシェデザインについて少し触れましょう。ポルシェデザインは初代ポルシェ911をデザインした、アレクサンダー・ポルシェ氏が興したデザイン会社です。オートデザインはこのブリッツェンだけだはなく、日産のY34セドリック/グロリアや、後にV35スカイラインとなったコンセプトカーのXVLのデザインも、同社が関わっていたというウワサがあります。他にも時計や眼鏡、ファッションまで幅広い製品のデザインを手がけています。

さて、ブリッツェンの話に戻りましょう。ここまでの流れで、ブリッツェンって単なるデザインモデルなの?そう思った方もいらっしゃるでしょうが、そんなことはありません!他にもマッキントッシュサウンドシステムや専用アルミホイール、ビルシュタイン製のダンパーなど特別装備の数は10を超えます。性能の高さは折り紙付きですし、どのレガシィでも一緒ですから、もし探しているのであれば、ぜひ『ブリッツェン』を選んでみてはいかがでしょうか?
レガシィツーリングワゴン/B4 ブリッツェン 2002 レガシィツーリングワゴン/B4 ブリッツェン 2002 インテリア

カーセンサーnetで『ブリッツェン』をキーワード検索すると物件数は約80台。1999年のモーターショーに初めて参考出品された際に、製品化を望むユーザーの声が多数あって販売されたことや、レガシィ自体が人気モデルという背景を考えると、限定生産車でもそれなりに台数があることに納得がいきます。とはいえ、現/旧のワゴンとB4の流通台数を足して合わせた合計が約2500台。その中のわずか80台ですから、希少性はかなりのものですね。

現行型と旧型でコンセプトは一貫されていますが、個人的には旧型のブリッツェンのプレミアムレッドなんかが、デザインと色のマッチングが良く、一番イケてると思います。

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<カーセンサーnet編集部・フクダ>