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ハスラーの4WDは釣り車界のイチローだ!?
ハスラーの4WDは釣り車界のイチローだ!?
2015/05/20
▲アクティブに使え、そしてオシャレでもあるスズキ ハスラー。その4WD仕様はイチロー的な超万能選手?
渓流釣りに4WDは必須。しかしデカいクロカン四駆は使いたくない……
筆者の釣りスタイルは基本的に東京の港湾部でシーバス(スズキ)を狙うか、もしくは千葉県房総半島あたりのサーフ(砂浜)でヒラメなどを狙うかというものなので、釣り車は特に4WDである必要はない。雨後のボコボコ道を走ったりもするのでさすがにスポーツカーだと厳しいが、それなりに最低地上高がある車ならば駆動方式はFFで十分。つまり、今乗っている旧型ルノー カングーのような車で十分ということだ。
しかし過日、生まれて初めて東北の山中にて渓流釣りをやる機会があった。現場へはカングーで行ったのだが、正直死ぬかと思った。
▲FFのルノー カングーで東北の林道に突撃した筆者。真っすぐ走る分には問題なかったが、高低差の大きいタイトコーナーではかなり苦労した
林道でツルツル滑ってしまうという問題については「速度を落とす」ことであらかた解決するが、高低差のある超タイトコーナーをゆっくり曲がる際に前輪が完全に空転してしまった際は、「……わたしはこの誰もいない田舎道から二度と抜け出せないのではないか?」という恐怖に襲われた。筆者が今後も渓流釣りを続けるかどうかは不明だが、もしも続けるのであれば、釣り車は4WDであることが必須であると感じた。それも大柄なクロカン四駆ではなく、できれば軽自動車ぐらいの小さな4WDがいい。
なぜならば、渓流の釣り場へ向かう林道には筆者のカングーが立ち往生したような狭~い箇所というのがそこかしこにあるため、大柄なクロカン四駆ではかなり難儀するからである。大柄な四駆で渓流釣りをしている人もいるので不可能ではないのだろうが、小ぶりな車の方が渓流釣りにおける「機動力」が増すことは間違いないはずだ。
▲写真の場所はそこそこ広いが、もっと狭い場所で車体を切り返さなければならないことも多い
で、そうなると自動的に「うむ、渓流釣りに使うならスズキのジムニーに限るな」という声がどこかから聞こえてくる。確かに、軽四駆における不朽の名作であるジムニーは素晴らしい林道マシンであり、同時に最高の渓流釣りマシンなのだろう。その点については筆者も完全に異議なしである。
しかし、これはあくまでも個人的な趣味嗜好だが、ジムニーというのはどうも「一芸マシン」のような気がしてならない。林道を走らせたら天下一品だが、それ以外のシーン、例えば平坦な高速道路などはあまり得意ではなく、かつ燃費もイマイチという……。もちろん、好きな人からすると「そこがいいんじゃないか!」となるのだろう。しかし筆者は個人的に、野球でいうイチロー選手のような「打って良し、走って良し、守って良し」の現代的な選手(釣り車)が好きであり、またそういった“選手”を求めるアングラー(釣り人)は多いのではないかと推測しているのだ。
ということで、ここのところ「イチロー的な4WD」をずっと探してた筆者のアンテナに引っかかったのが、「スズキ ハスラーの4WD」だった。
▲「遊べる軽、出た!」というキャッチフレーズで2014年1月に登場したスズキ ハスラー
ビスカスカップリング式ではあるがそれなりの4WDシステムを備え、「ヒルディセントコントロール」と「グリップコントロール」という本格的なオフロード機能も付帯。それでいて高速道路や峠の舗装路でもなかなか優秀な走行性能を披露し、燃費も「660 G 4WD」のCVT車ならJC08モードで28~30.4km/L(30.4km/Lは2015年5月以降のS-エネチャージ搭載モデル)と十分以上。ついでに言えばスタイリングも現代的で非常に好ましい。
そして、中古車相場も最近やっと下がりはじめた。
ご承知のとおり自動車各賞を総なめにしたハスラーは中古車市場でも人気が高く、一時期の中古車価格は新車価格とさほど大きくは変わらなかった。しかしデビューから約1年半が経過した今、ハスラー4WDの中古車相場はそこそこ安くなってきている。具体的には2015年5月15日現在、2014年式660 G 4WDの平均価格が約130万円。そのぐらいであれば中古車ならではの買い得感もまずまずあり、そして釣り車として使い倒すにも心理的抵抗は少ないはずだ。
……ただ、ここ最近安くなっているのはノンターボの660 G 4WDとX 4WDであり、人気の高いターボ系はほとんど平均価格が下がっていない。具体的には660 Gターボ4WDの平均価格は同じく5月15日現在約150万円であり、その価格は2ヵ月以上横ばいというか、実は微妙に上昇している。
さて、林道の上り坂では正直ターボが欲しいところであり、しかしターボを選ぶとなると「中古車らしい割安感、お得感」のようなものが若干薄れてしまう。……難しい問題だが、それでもハスラー4WDという車の「イチロー的な総合力」は注目に値すると思うのだが、どうだろうか。
▲どうでもいいですが、その日の釣果はイワナが計8匹でありました
text/伊達軍曹
ハスラーの4WDは釣り車界のイチローだ!?/旬ネタ
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しかし過日、生まれて初めて東北の山中にて渓流釣りをやる機会があった。現場へはカングーで行ったのだが、正直死ぬかと思った。
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なぜならば、渓流の釣り場へ向かう林道には筆者のカングーが立ち往生したような狭~い箇所というのがそこかしこにあるため、大柄なクロカン四駆ではかなり難儀するからである。大柄な四駆で渓流釣りをしている人もいるので不可能ではないのだろうが、小ぶりな車の方が渓流釣りにおける「機動力」が増すことは間違いないはずだ。
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<p>で、そうなると自動的に「うむ、渓流釣りに使うならスズキのジムニーに限るな」という声がどこかから聞こえてくる。確かに、軽四駆における不朽の名作であるジムニーは素晴らしい林道マシンであり、同時に最高の渓流釣りマシンなのだろう。その点については筆者も完全に異議なしである。
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<br />
しかし、これはあくまでも個人的な趣味嗜好だが、ジムニーというのはどうも「一芸マシン」のような気がしてならない。林道を走らせたら天下一品だが、それ以外のシーン、例えば平坦な高速道路などはあまり得意ではなく、かつ燃費もイマイチという……。もちろん、好きな人からすると「そこがいいんじゃないか!」となるのだろう。しかし筆者は個人的に、野球でいうイチロー選手のような「打って良し、走って良し、守って良し」の現代的な選手(釣り車)が好きであり、またそういった“選手”を求めるアングラー(釣り人)は多いのではないかと推測しているのだ。
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ということで、ここのところ「イチロー的な4WD」をずっと探してた筆者のアンテナに引っかかったのが、「スズキ ハスラーの4WD」だった。
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そして、中古車相場も最近やっと下がりはじめた。
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ご承知のとおり自動車各賞を総なめにしたハスラーは中古車市場でも人気が高く、一時期の中古車価格は新車価格とさほど大きくは変わらなかった。しかしデビューから約1年半が経過した今、ハスラー4WDの中古車相場はそこそこ安くなってきている。具体的には2015年5月15日現在、2014年式660 G 4WDの平均価格が約130万円。そのぐらいであれば中古車ならではの買い得感もまずまずあり、そして釣り車として使い倒すにも心理的抵抗は少ないはずだ。
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……ただ、ここ最近安くなっているのはノンターボの660 G 4WDとX 4WDであり、人気の高いターボ系はほとんど平均価格が下がっていない。具体的には660 Gターボ4WDの平均価格は同じく5月15日現在約150万円であり、その価格は2ヵ月以上横ばいというか、実は微妙に上昇している。
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さて、林道の上り坂では正直ターボが欲しいところであり、しかしターボを選ぶとなると「中古車らしい割安感、お得感」のようなものが若干薄れてしまう。……難しい問題だが、それでもハスラー4WDという車の「イチロー的な総合力」は注目に値すると思うのだが、どうだろうか。
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</p>
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なぜならば、渓流の釣り場へ向かう林道には筆者のカングーが立ち往生したような狭~い箇所というのがそこかしこにあるため、大柄なクロカン四駆ではかなり難儀するからである。大柄な四駆で渓流釣りをしている人もいるので不可能ではないのだろうが、小ぶりな車の方が渓流釣りにおける「機動力」が増すことは間違いないはずだ。
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しかし、これはあくまでも個人的な趣味嗜好だが、ジムニーというのはどうも「一芸マシン」のような気がしてならない。林道を走らせたら天下一品だが、それ以外のシーン、例えば平坦な高速道路などはあまり得意ではなく、かつ燃費もイマイチという……。もちろん、好きな人からすると「そこがいいんじゃないか!」となるのだろう。しかし筆者は個人的に、野球でいうイチロー選手のような「打って良し、走って良し、守って良し」の現代的な選手(釣り車)が好きであり、またそういった“選手”を求めるアングラー(釣り人)は多いのではないかと推測しているのだ。
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ということで、ここのところ「イチロー的な4WD」をずっと探してた筆者のアンテナに引っかかったのが、「スズキ ハスラーの4WD」だった。
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そして、中古車相場も最近やっと下がりはじめた。
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ご承知のとおり自動車各賞を総なめにしたハスラーは中古車市場でも人気が高く、一時期の中古車価格は新車価格とさほど大きくは変わらなかった。しかしデビューから約1年半が経過した今、ハスラー4WDの中古車相場はそこそこ安くなってきている。具体的には2015年5月15日現在、2014年式660 G 4WDの平均価格が約130万円。そのぐらいであれば中古車ならではの買い得感もまずまずあり、そして釣り車として使い倒すにも心理的抵抗は少ないはずだ。
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……ただ、ここ最近安くなっているのはノンターボの660 G 4WDとX 4WDであり、人気の高いターボ系はほとんど平均価格が下がっていない。具体的には660 Gターボ4WDの平均価格は同じく5月15日現在約150万円であり、その価格は2ヵ月以上横ばいというか、実は微妙に上昇している。
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さて、林道の上り坂では正直ターボが欲しいところであり、しかしターボを選ぶとなると「中古車らしい割安感、お得感」のようなものが若干薄れてしまう。……難しい問題だが、それでもハスラー4WDという車の「イチロー的な総合力」は注目に値すると思うのだが、どうだろうか。
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<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29523/keiryu_5.JPG" width="600" alt="▲どうでもいいですが、その日の釣果はイワナが計8匹でありました" class="" />
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=SZ_S050&FMCC=SZ_S050_F001&KUDO=4WD1" target="_blank">イチロー選手のように(?)万能なスズキ ハスラーの4WDを探す</a></li>
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲次期インプレッサには、存在感を放つ六角形グリルやコの字をモチーフにしたポジショニングランプが採用され、全幅拡大によって造形の自由度も増すだろう。基本的なプロポーションは、現行モデルから継承か</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>スバル車のほとんどに採用されるだろう「SGP」とは?</h3>
<p><!-- short sentence start -->富士重工が現行インプレッサをベースにした次世代コンポーネンツのテストカーを走らせているようだ。このテスト車、インプレッサにとどまらず、スバルが策定している中期経営計画「際立とう2020」遂行中に放つ新型車に深く関係しているという。<!-- short sentence end -->
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スバルのブランド力を高めて生き残りを図るため、富士重工はすでに定評ある安全技術に加えて、デザインや環境対応テクノロジー、サービス面など、多面的に質の向上を進めていく。そして「際立とう2020」の結びの年となる2020年度には世界販売110万台超えを狙う。
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この目標を達成するために欠かせないのが、高い商品力を有する車だ。そのために、いま開発まっただ中にあるのが、次世代シャシーの「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」である。これは高い運動性能と優れた静粛性&乗り心地を兼ね備えるべく、ゼロから開発されているもので、次世代の直噴パワートレインが組み合わされる。おそらく軽量化に貢献する構造も取り入れられているはず。
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SGPは、おもに日本と北米で車を組み立てている富士重工の体制に合わせて、異なる生産拠点にも柔軟に対応できる作りが与えられることだろう。同社の規模に見合ったコストで開発&減価償却できるよう、SGPはインプレッサからアウトバックまでカバーできるシャシーに仕立てられる。つまり、実質ひとつのプラットフォームでスバルの自社生産車のほとんどがまかなえる構造が構築される。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29506/scoop785.jpg" width="600" alt="▲4代目にあたる現行インプレッサは、2011年4月のニューヨークショーで披露され、国内では同年の東京モーターショーで初公開された。CVTとFB型エンジンが搭載されて、パワートレインを一新。2014年11月のマイナーチェンジでは、EyeSightがバージョン3に進化し、サスペンションも大幅に手直しされている"class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲4代目にあたる現行インプレッサは、2011年4月のニューヨークショーで披露され、国内では同年の東京モーターショーで初公開された。CVTとFB型エンジンが搭載されて、パワートレインを一新。2014年11月のマイナーチェンジでは、EyeSightがバージョン3に進化し、サスペンションも大幅に手直しされている</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>SGPが採用されるのは、2016年秋に登場する次期インプレッサからだ。操舵中にも気持ちのいいステアフィールが味わえるよう、サスペンション本体の構造だけでなく、取り付け部分にも工夫が施されるだろう。また、各国の衝突安全基準をクリアできる衝撃吸収構造も確保できるよう、パッケージングにも配慮されるに違いない。
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約1年半後に国内で発売されるだろう次期インプレッサは、まず2016年のニューヨークショーでワールドデビューを飾る公算が高い。
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※2015年5月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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</p>
<p>【SPECIFICATIONS】<br />
■予想発表時期:2016年11月<br />
■全長×全幅×全高:4495×1780×1465(mm)<br />
■搭載エンジン:1.6L ボクサー4 他
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</p>
<div class="author">text&photo/マガジンX編集部</div>
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[title] => 今はなき「サーブ」にあえて乗るという風流
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[description] => カーセンサー.netではなくこちら「カーセンサーEDGE.net」を読んでいるというその時点で、あなたも結構な数寄者(芸道に熱心な人、風流を好む人)であると推測されるわけだが、数寄を極めていくと、人はどんどん「レア物志向」になっていく。何事につけ、より希少なもの、つまり「ありふれていないもの」を求めるようになっていくのだ。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲航空機のキャノピー(風防)を思わせるフロントガラスなど、独特なデザインとたたずまいで人気を集めたサーブ 900ターボ。現在40代の方はこれに憧れた時期もあったのでは?</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>純正部品が欠品しても豊富なサードパーティ製部品で何とかなるはず</h3>
<p><!-- short sentence start -->カーセンサー.netではなくこちら「カーセンサーEDGE.net」を読んでいるというその時点で、あなたも結構な数寄者(芸道に熱心な人、風流を好む人)であると推測されるわけだが、数寄を極めていくと、人はどんどん「レア物志向」になっていく。何事につけ、より希少なもの、つまり「ありふれていないもの」を求めるようになっていくのだ。<!-- short sentence end -->
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通常、自動車趣味におけるレア物志向は「より高価で希少な車(つまりスーパーカーやクラシックカーなど)」へと流れ着く場合が多い。それはそれで悪くない趣味活動だが、もうちょっと安価に、手頃に、しかしかなり効果的に、己のレア物志向マインドを満足させられる手段はある。
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「すでに消滅しているブランドの車」に乗るのだ。
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何らかの事情で製造元が破綻したり撤退するなどして、日本から消えてしまったブランドの車に、あえて乗る。……なかなか風流であり、そして路上において希少っぷりを発揮できること間違いなしのオツな選択ではないか。
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で、「消滅したブランドの車」といえば、代表的なところではスウェーデンのサーブだろうか。
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</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲こちらは03年2月から販売された最終型サーブ 9-3の前期モデル</span><!-- nodisplay end -->
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<p>
GMの子会社となっていたスウェーデンのサーブ・オートモービルは、09年に経営悪化のため会社更生手続きに入り、10年にはオランダの「スパイカー」傘下に。しかしその後も業績は振るわず、サーブ・オートモービルは11年12月にあえなく破産。その後は中国企業に売却されそうになったが、諸事情により白紙に。12年にはNEVS社(ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン)がサーブを買収したのだが、今度はなんとそのNEVS社自体が14年8月に破産法適用を申請! ……ということで名門サーブは今、世界的に完全な宙ぶらりん状態で、日本への正規輸入も11年途中で終了している。
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以上がここ最近のサーブ車の状況なわけだが、このような状況であるため、日本の中古車市場においてもサーブ車の流通台数はきわめて少なく(5月20日現在、カーセンサーEDGE.net掲載台数は全国でわずか77台)、そのレアっぷりはある意味群を抜いている。しかし、会社が破綻して宙ぶらりんになったといっても車の出来が悪いというわけでは決してない(数年前に試乗したサーブ 9-3のMT仕様は本当に素晴らしい車だった!)。それゆえ、「車の出来はGood!+存在としてかなりレア=数寄者にとってはたまらない選択肢」という計算式が成り立つのである。
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</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真は90年代のサーブ 900カブリオレ。機械としてはさすがに古いが、デザイン的な存在感はピカイチ</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>しかし、ここで当然のように思い至るのは、「とはいえ破綻したブランドの車ゆえ、部品も欠品してるんじゃないか? そうなると故障したとき極度に困るのではないか?」ということだ。確かにそのとおりである。「軽く故障しました、でも部品がないのでまったく直せません」では乗用車としてお話にならない。
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そのあたりの事情が今どうなっているのかは筆者もわからないゆえ、神奈川県横浜市のサーブ専門修理工場「achar(アチャラ)」代表の新井浩志さんに話を聞いた。
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新井さん、ぶっちゃけサーブの部品って今どうなんですか?
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「正直、もう純正では取れない部品も出てきてますね」
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そうなるとユーザーも大変ですし、サーブでご商売をされているacharさんも大変なのでは?
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「まあそうですが、でもサーブってアメリカとイギリスではいまだにけっこう人気があるんですよ。それゆえ、アメリカと英国のサードパーティが様々な社外部品を大量に製造して販売してますので、それを活用すれば問題なく整備できちゃうんです」
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まったく問題ないわけですか!?
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「外装パーツだけは、注文してから日本に届くまでけっこう時間がかかります。しかしその他の部品は注文から到着までかなりスピーディですので、外装部品の手配に時間がかかる点さえ気にならないのであれば、“まったく問題なく維持できる”と言っても構わないんじゃないでしょうか」
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</p>
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59463/saab_4.jpg" width="600" alt="▲外装パーツ以外であれば、海外から迅速な手配が可能とのこと。写真は9-3のコックピット" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲外装パーツ以外であれば、海外から迅速な手配が可能とのこと。写真は9-3のコックピット</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>……数寄を極めるのに多少の不便は付き物。もしもあなたが「手頃な予算帯における究極のレア物」を求めるのであれば、「今、あえてのサーブ」はなかなかステキな選択なのかもしれない。特に9-3カブリオレとか、かなり怪しい魅力を放つのではないかと思うのだが、どうだろうか。
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もちろん万人にオススメできる類の話ではないが、今回のわたくしからの数寄者各位へのオススメは、ずばり「サーブ各車」だ。
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</p>
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<li class="selection_Btn"><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&ROUTEID=edge&FAIR=97746" target="_blank"><span>Search the selection!</span></a></li>
<li class="selection_text"><span class="bold">Car:</span>サーブ各車</li>
<li class="selection_text"><span class="bold">Conditions:</span>修復歴なし&総額表示あり</li>
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