アキュラ RLX(ホンダ レジェンド後継車)ハイブリッド|ニューモデル速報

奇しくも東京モーターショーと開催時期が重なった北米・LAショーで初公開されたアキュラ(ホンダの高級ブランド)RLXのハイブリッド仕様。その気になるディテールにスクープ班が迫る

アキュラ(ホンダ)の最上級サルーンに用意されたハイブリッド

3.5LのV6ハイブリッドシステムを搭載

エクステリアは発表済みのガソリン車を踏襲したデザインとなる。バンパー内のターンシグナルがワイドになり、ガソリン車と微妙に異なる顔つきに仕立てられる。SH-AWDのエンブレムが装着されるが、SHの部分が青く着色されハイブリッドであることがアピールされる。

インテリアでは、従来のレバーではなくボタン式シフトが採用される。センターコンソールからシフトレバーが消えることで、いちだんとスッキリとした見た目になる。電動パーキングブレーキと相まってスマートに利用できる点が魅力といえよう。

ガソリン車にない装備としてもう1点あげられるのは、フロントウインドウに車速やナビなどのルート案内などを表示するヘッドアップディスプレイ。各車輪の駆動力も表示されるというからユニークだ。

パワートレインは、システム出力377hp(382.2ps)を発生する3.5LのV6ハイブリッドシステムが採用される。このシステムには3個のモーターが用いられる。ひとつがエンジンとともに前輪を駆動させ、残りふたつが左右後輪用に配され4WDを構築する。左右後輪のトルク配分を自在に変動させられることで旋回性能も向上するという。

このRLXハイブリッド、2014年にレジェンドの後継車として国内でも販売される予定だ。2015年の全世界での販売台数は6000台を計画しているという。生産は、埼玉県の狭山製作所が担当する。

※2013年12月12日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

現行レジェンドは、後輪左右への最適な駆動配分を行う独自の4WDシステム「SH-AWD」により高い走行安定性を実現している

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ステアリングで多様な操作ができる点は高級車ならでは。向かって右側にはディスプレイなどのスイッチが、左側にはオーディオのスイッチが並ぶ

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次期RLXハイブリッドのエンジンを激写。システム合計出力は377hp(382.2ps)、アメリカの複合燃費で約12.8km/Lという優れた数値を達成している

次期RLXハイブリッドのエンジンを激写。システム合計出力は377hp(382.2ps)、アメリカの複合燃費で約12.8km/Lという優れた数値を達成している

予想発表時期2014年10月
全長×全幅×全高4980×1890×1465(mm)
搭載エンジン3.5L V6+モーター
■Photo&Text/マガジンX編集部