レクサス NX|ニューモデル速報

何度かお伝えしているレクサスのエントリーSUV「NX」の確定ボディをまとった実車第1号をスクープ班がキャッチした!

実車から読み取るレクサスのコンパクトSUV

流行りのコンパクトSUV市場に投入される意欲作

レクサス NXは2013年のフランクフルトショーでスタディモデル、LF-NXが出品され、その存在が暗示された。同車がRXより下に位置づけられるエントリーSUVであることは、これまで本コーナーでお伝えしたとおり。

そのNXの実車がついに完成! 写真の車両は完成度を確かめるために製作されたものだ。重偽装が施されディテールは読み取りにくいが、特徴のひとつであるスピンドルグリルが黄色いネット越しに確認できる。

ボディ側面はほとんど隠されていて判別できないが、小ぶりなキャビンがコンパクトSUVであることの証拠だ。内部情報に詳しい関係者は、「室内はタイトで、後席は決して広いとは言えない」と話すが、スペシャリティカーのように仕上がっているとも解釈できる。

パワートレインは2種類が用意される模様。ひとつは、トヨタ初採用となる2Lの直4ダウンサイジングターボ。230ps/35.7kg−mを発生しつつ、小排気量化で燃費が向上するという。駆動方式はFFのみとなる。なお、このエンジンは2.5L級NAに代わるユニットとして、今後クラウンやレクサス ISなど様々な車にも搭載される計画だ。

もうひとつは、おなじみの2.5L直4ハイブリッド。クールドEGR(排ガス再循環)機構や電動ウォーターポンプ、グリルシャッターなどが採用され徹底的に効率化された。システム出力は200ps前後、JC08モード燃費は約21km/Lに達する見通しだ。こちらには4WDもラインナップされる。

※2013年12月3日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

偽装パネルでリアクォーター部は隠されているが、内部には傾斜したピラーとバックウィンドウが姿を潜める。キャビンとルーフはコンパクトにまとめられた

偽装パネルでリアクォーター部は隠されているが、内部には傾斜したピラーとバックウィンドウが姿を潜める。キャビンとルーフはコンパクトにまとめられた

フランクフルトモーターショーに出品された、予告編ともいえるスタディモデルのLF-NX。市販版は多少マイルドな姿で現れるはずだ

フランクフルトモーターショーに出品された、予告編ともいえるスタディモデルのLF-NX。市販版は多少マイルドな姿で現れるはずだ

予想発表時期2014年8月
全長×全幅×全高4550×1845×1660(mm)
搭載エンジン2L直4ターボ、2.5L直4+モーター
■Photo&Text/マガジンX編集部