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今週の注目銘柄:トヨタ クラウンロイヤルサルーン

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■快適な乗り心地をもつ日本の高級車の代名詞
トヨタ クラウンロイヤルサルーン|日刊カーセンサー
13代目となる現行型クラウンは、ラグジュアリー路線のロイヤルサルーン、スポーティ路線のアスリートに加え、ハイブリッドを加えた3つの個性をもつ高級セダンとして2008年2月に登場した。

今回注目するロイヤルサルーンは、高級車らしい乗り心地の良さを追求。エンジンは2.5L、3LともにV6で、6ATが組み合わされる。i-Fourと呼ばれる4WD車は、2.5Lと3Lの両方に設定されている。

基礎から作り直し、ゼロクラウンと呼ばれた旧型をベースに進化した新電子プラットフォームは各制御系の処理能力が旧型比2倍となり、様々な運転支援システムに対応している。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■マイナーチェンジが値落ちのきっかけに
トヨタ クラウンロイヤルサルーン 相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 人気車らしく、値落ちと横這いを繰り返し、小幅な動きだった。
しかし、2月のMCによって低価格車が市場に出回り大きくダウン。
台数 現在は66台とこれまでとしてはピークといえる流通量。MCにより中古車の発生に拍車がかかる可能性は大。
距離 相場が落ち着いていた年末年始は1.2万kmをキープしていた。
2月のMC後に走行距離の延びた物件が多く出回り1.3万kmまで延びている。
2008年12月に登場したトヨタクラウンロイヤルサルーン。日本の高級車らしいソフトな乗り味を実現したモデルだ。車両の挙動を制御するVDIMやナビと強調して一時停止や高速道路での運転支援を行うAI-SHIFTなど様々な最新の電子デバイスを搭載。

セダンが不人気と言われている現在でも、抜群の人気を誇るクラウンだが、流通台数は登場から2年が経過したわりに63台と少なめ。ただし、2月に行ったMCの影響で、今後は増加する可能性が高い。一方中古車相場は人気車らしく、小幅な変動が目立つゆるやかな値落ちカーブを描いていたが、MCによって状況は一変。大きく値落ちしている。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■値落ち額が大きい豪華装備の3L車がオススメ
トヨタ クラウンロイヤルサルーン|日刊カーセンサー トヨタ クラウンロイヤルサルーン 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 26台 340万〜430万円
新車時価格350万円スタートのクラウンロイヤルサルーン。中古車の流通台数で見ると3.0ロイヤルサルーンが最も多く、次いで2.5ロイヤルサルーンナビパッケージとなっている。新車時の価格差が458万と426万円で32万円。現在の中古車の平均価格で見ると368万円と344万円で24万円と縮まっている。ならば、迷わず3.0ロイヤルサルーンを狙うのがベストといえるだろう。

価格帯は340万〜430万円で平均価格は368.2万円と新車時価格から約90万円も値落ちしている。走行距離が3万kmを超える物件がわずかに出回り始めた影響で、平均走行距離は1.4万kmと延びているが、全体的にまだ少なめだ。HDDナビをはじめ、快適装備は全部付き。日本が誇る高級車を割安な価格で手に入れるチャンスだ。
Text/萩原文博