スポーティさも楽しめる
ゆとりの快適コンパクトカー

  • トヨタ ラクティス フロントスタイル|人気中古車完全カタログ
  • トヨタ ラクティス インパネ|人気中古車完全カタログ
  • トヨタ ラクティス リアスタイル|人気中古車完全カタログ

主な改良・変更・追加

2005年 10月/デビュー ワンモーションフォルム採用のニューコンパクト
高速道路でも大人4人が快適に移動できる、スタイリッシュな車を目指したラクティスが登場。エンジンは1.3Lと1.5Lの直4DOHCで、前者にはFFのみ、後者にはFFと4WDが用意された。トランスミッションはFF車がCVT、4WD車が4ATで、1.5LのFF車は7速マニュアルモード付きだ。
トヨタ ラクティス スマートエントリー&スタートシステム|人気中古車完全カタログ トヨタ ラクティス 専用グリルを装備したSパッケージ|人気中古車完全カタログ

グレードはベーシックなXと上級装備のGで、スマートエントリー&スタートシステム(写真左)をもつLパッケージや、専用グリルを装備したSパッケージ(写真右)なども用意

2005年 12月/限定車 2006年4月までの期間限定で生産されたモデル
ボディに専用色を採用したアクアセレクションが登場。
トヨタ ラクティス アクアマイカメタリック|人気中古車完全カタログ

専用色の名はアクアマイカメタリック。Sパッケージを除く全車がベースとなっている

2006年 8月/特別仕様車 GとGLパッケージをベースに人気装備をプラス
オートレベリング機能付きディスチャージヘッドランプや、6スピーカーなどを装備したHIDセレクションが登場。
トヨタ ラクティス 外観|人気中古車完全カタログ トヨタ ラクティス リバース連動ミラー|人気中古車完全カタログ

2007年4月にはX、G、GLパッケージがベースのHIDセレクションIIも登場。Xベース以外は、バック時に自動で下方に動いて後方視界を広げるリバース連動ミラー(写真右)を採用

2007年 12月/マイナーチェンジ スポーティさと上質さをアップさせるデザイン変更
ヘッドランプやリアコンビランプ、ホイールキャップのデザイン、フロントグリルの塗装色を変更。また、サイド&カーテンエアバッグを全車標準で装備したほか、パッケージモデルにはリバース連動ドアミラーが標準装備となっている。
トヨタ ラクティス コバルトブルーメタリック|人気中古車完全カタログ トヨタ ラクティス グレージュの内装色|人気中古車完全カタログ

左/ボディ色はグリーン系を廃止し、新たにコバルトブルーメタリックを投入 右/内装色は従来のクローブブラウンをグレージュに変更。Gは運転席アームレストを標準装備とした

2009年 2月/特別仕様車 三たび登場! HIDを装備した人気の特別仕様車
XとGをベースに、メッキインサイドドアハンドルや6スピーカーなどを採用したHIDセレクションがまたもや登場。
トヨタ ラクティス 外観|人気中古車完全カタログ

前回同様、オートレベリング機能付きのディスチャージヘッドランプを特別装備。ボディ色は、写真の特別色ディープアメジストマイカメタリックを含む全9色をラインナップしていた

2009年 5月/一部改良 各部に改良を施し、1.5L車の低燃費性をさらに向上
1.5LのFF車はエンジン、トランスミッション、オルタネーターなどの制御を改良し、燃費を従来の+0.6km/Lとなる18.6km/Lに向上。2010年度燃費基準+15%を達成した。

ライバル中古車徹底研究

ラクティスのライバル3モデルをピックアップ各メーカーの人気コンパクトカーが揃い踏みだ

1.日産 ノート(現行型)
2.三菱 コルト(現行型)
3.ホンダ フィット(旧型)
日産 ノート 外観|人気中古車完全カタログ 三菱 コルト 外観|人気中古車完全カタログ ホンダ フィット 外観|人気中古車完全カタログ
日産 ノート インパネ|人気中古車完全カタログ 三菱 コルト インパネ|人気中古車完全カタログ ホンダ フィット インパネ|人気中古車完全カタログ
小さな子供がいるファミリー層を狙い、ユーティリティ性と走る楽しさをプラス
日産/ルノーグループのBプラットフォームを採用。ベビーカーも収納できる2段のラゲージスペースを採用するなど、ユーティリティ性が高められたモデルだ。エンジンは1.5L直4DOHCでデビュー。その後、2008年1月のマイナーチェンジ時に1.5Lのハイオク仕様が、同年10月には1.6L直4DOHCが追加された。トランスミッションは1.5LのFF車がCVT、4WD車が4ATで、1.6L車は5MTのみの設定。駆動方式はFFを中心に、1.5L車には4WDも用意する。
「まじめ、まじめ、まじめ」のコピーにふさわしく、厳格な品質チェックをクリア
S30年代に生産されていた「コルト600」の名を受け継ぐコンパクトカー。1550mmと立体駐車場に収まる全高ながら、シート位置を高めとして乗降性を向上させている。1.3Lと1.5Lの直4DOHC+CVTでデビューしたが、2004年10月には新開発のアルミエンジンに換装。これと同時に1.5Lターボ+スポーツモード付きCVT車が投入されたほか、2006年5月には1.5Lターボ+5MTも追加されている。駆動方式はFFが中心で、一部グレードには4WDも用意。
画期的なレイアウトによって生まれた、コンパクトカーの大ヒットモデル
高効率パッケージと優れた燃費性能により、大ヒットを飛ばしたモデル。燃料タンクを車体中央に配したセンタータンクレイアウトは、ホンダが謳う「21世紀の革新スモールカー」にふさわしい独創性だ。1.3L直4SOHCエンジンのみでデビューし、2002年9月には1.5Lが追加されている。トランスミッションはCVTが中心。1.5Lは全車7スピードモード付きCVTとなるほか、2005年12月のマイナーチェンジでは5MTも追加された。駆動方式はFFと4WDの設定。
狙い目グレード
15X
予算に余裕がない場合は前期型の15SVパッケージもオススメ

15Xは2008年1月のマイナーチェンジ時に登場したモデル。前期型では15S Vパッケージの装備に相当するが、燃費の向上や内装の改良などが行われていて買い得感が高い。80万円台から流通するH21年式なら、未使用車も割と豊富。
狙い目グレード
1.3ベリー
ラリーアート系以外は90万円以下の物件がほとんど

相場が高めに感じるが、これはターボ車のラリーアート系が引き上げているため。狙い目は、燃費が向上した2004年10月のマイナーチェンジ以降モデルだ。2003年式以前より物件数は少ないが、1.3ベリーなら比較的探しやすいはず。
狙い目グレード
1.3W
フルオートエアコンなどの快適装備が充実したグレード

流通量が多いのは1.3Aだが、どうせなら上級グレードの1.3Wを狙いたい。特に2003年10月以降の一部改良を受けたモデルなら、スマートカードキーなどの快適装備も搭載していてオススメだ。流通価格は2007年式で80万円台から。

文:安藤 眞、ユニットクワトロ