Report / 古賀 貴司

オープンカーで演出する非日常は思い出に残りやすい

真夏のデートといえば海、山、テーマパークなどアクティブに動き回れます。セダン、ミニバン、クロカン、様々な車でデートが思い浮かびますが、思い出深いものにはなりません。その点、屋根が開くことは偉大なんです。昼間は日差しが強くて女性ウケ悪いでしょうが、夜にオープンで走る気持ち良さには同感してくれるはずです。髪の毛が乱れないよう、帽子の用意を忘れずに。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてください。

第10位はルノーアヴァンタイム(絶版)。ミニバンのようなスタイルながら実はクーペという異色の存在は、フランスならではのエスプリを感じさせられます。フランスのリゾート地を走るイメージで作られていますから、デートにはぴったりの車なんです。ボタン操作一つでパノラマルーフはおろか、すべてのウィンドウを全開閉できるのには驚かされます。この“粋"を理解してくれる女性は、アナタのカーライフを理解をしてくれる人かも。物件わずかなのでお早めに!

第9位はミニコンバーチブル(現行)。大きい空間をもつミニバンは男性よりも女性ウケする、と最近耳にします。それでもコンパクトカーの可愛らしさは永遠に不滅です。しかもオープンエアを満喫できるとあらば、ミニクーパーコンバーチブルの右に出る車はないと言っていいほど。単に可愛い車かと思いきや、走らせてみるとその実力はピカイチ。夜に海岸線をオープンエアで走れば、それだけで非日常を演出でき彼女のハートをゲットできるかもしれません。

第8位はアウディA4カブリオレ(絶版)。ようやく200万円台で探せるようになってきた、プレミアム4シーターオープンモデルです。キッチリカッチリした作りこみはトヨタの製品を研究し、凌駕することを目標にしていたとも聞きます。走りよし、カッコよし、ブランド品としてのウケよし、オススメです。リアシートに友人カップルを乗せてもいいし、トランクに入りきらない荷物を載せてドライブに出かけてもいいでしょう。羨望の眼差しで見られること間違いなし。

第7位はボルボC70カブリオレ(旧型)。日本ではボルボのワゴンモデルにばかり注目が集まってしまうようですが、ちゃんと4シーターオープンカーも投入しているんです。エレガントなスタイルが、どうして見過ごされているのか不思議なほどです。そのおかげと言ってはナンですが、中古車相場はこなれています。ボルボなのにオープンカー、という点で女性の興味を惹くことができますし、オープンエアでの爽快感を一緒に味わえば連帯感が高まります。

第6位はプジョー307CC(現行)。昼間にクーペスタイルで迎えに行き、夜はオープンカーになるメタルルーフ。女性はそんな変化に驚き、アナタとのドライブを楽しんでくれることでしょう。デートにおいても昼と夜でギャップを演出できれば、彼女は変幻自在なアナタに惚れるかもしれません。昼は海で、夜は山。昼は雑多なレストランで、夜はエレガント系。そんなギャップについていける車こそが、307CC。メタルルーフを備えたリーズナブルなオープンカーです。

木曜日には第5位から1位を発表します。

フォトコレクション

写真:第10位:ルノーアヴァンタイム(絶版)|なんでもベスト10

第10位:ルノーアヴァンタイム(絶版)

写真:第9位:ミニコンバーチブル(現行)|なんでもベスト10

第9位:ミニコンバーチブル(現行)

写真:第8位:アウディA4カブリオレ(絶版)|なんでもベスト10

第8位:アウディA4カブリオレ(絶版)

写真:第7位:ボルボC70カブリオレ(旧型)|なんでもベスト10

第7位:ボルボC70カブリオレ(旧型)

写真:第6位:プジョー307CC(現行)|なんでもベスト10

第6位:プジョー307CC(現行)