安くて良い車 軽自動車＆スライドドア付きミニバン編
2009/07/23
 |
|
中古車の最大の魅力は、なんと言っても価格の安さ！
でも、中古車の場合は“安けりゃOK”ってワケにもいかない
第3回目は、お得な軽自動車の中でもさらにお得な厳選3台と
ファミリィはもちろん、大勢で出かけるときにも便利なスライドドア付きミニバンだ！ |
|
お得にうるさい自動車評論家が厳選した軽自動車の安くて良い車
スズキ ワゴンR FXリミテッド （旧型）
予算50万円で狙えるスポーツルック仕様車
軽自動車で最も多く売れているワゴンR。なかでも売れ筋グレードとされているのがFXリミテッドだ。これは旧型時代の2004年に国内累計販売200万台達成を記念して設定された特別仕様車。内外装の仕様を上級化したほか、2DINオーディオやアルミホイールなどを装備した買い得グレード。これ以降、ワゴンRの販売はFXリミテッド系が中心になったので、現在の中古車市場にも大量に流通している。それと同時に、ワゴンRはこの3月に現行型の未登録車や未使用車が大量に発生するなど、販売面での乱れが目立つ車種の一つだった。新車と同等の品質をもつ未登録車や未使用車が流通したことで、中古車相場も押されて下落が進んだ。50万円以下からの幅広い価格帯で流通しているから、好みのボディカラーなどを探すのも容易だ。
スバル R2 F＋ （現行型）
「いい車なのに…」と言われる穴モデル
スバルのR2はハイト系の軽自動車が全盛の時代にあえてパーソナル性を重視したパッケージングを採用して投入されたモデル。その心意気や良しという感じのデキの良い車だったが、世間の流れには逆らえずに売れ行き不振に陥った不人気車だ。なので、良い車なのに相場が安い。安くて良い車を探すユーザーには絶好のお勧め車になる。なかでもF＋はベースグレードのFに電動格納ドアミラーやオーディオ、シートリフター、UVカットガラスなど、快適装備を充実させたグレード。現行モデルである点も魅力の要素だ。
三菱 i （現行型）
もはや新車時の半額！50万円でアイが狙える
三菱のiは並の軽自動車とは違う。エンジンを後ろに搭載し、後輪を駆動して走る軽乗用車はほかにはない。ただし、特別な車であるために専用設計になった部分が多く、コストが高くついて新車の車両価格も高くなった。それ故か車が良いにもかかわらず人気が盛り上がらない状態にある。つまりその分だけ中古車相場も安く、軽自動車としては新車価格からの値落ちが大きいのだ。充実した装備や仕様を備えることも新車価格が高かった理由だが、にもかかわらず中古車が安いので買い得感が大きい。お勧めの一台だ。
スライドドア限定！ 便利なミニバンの安くて良い車
トヨタ エスティマ （旧型）
100万円以下の2.4アエラス狙いで
すでに100円以下の中古車が豊富にあるエスティマ。ガソリン高から景気悪化時期にかけては2.4Lのほうが3Lよりも高値を付けていたが、GW以降3L車の相場が上昇し、現在では正常な相場体系に戻りつつある。オススメは流通量が多い2.4アエラス。2003年4月までの前期型なら100万円以下で走行5万km程度のものも見つかる。
ホンダ ステップワゴン （旧型）
50万円で電動スライドドア搭載モデルも
初代の特徴だったボックス型のボディを継承した旧型ステップワゴン。スライドドアは助手席側にしかないが、インパネシフトや1～3列目までフルフラットにできるシートの採用など、使い勝手はとてもいい。中古車は全国で1000台弱あり、7割近くが100万円以下。電動スライドドアになる2.0Iや2.0Kでも50万円以下から見つかる。
日産 ラフェスタ （現行型）
大型ガラスルーフ付きでも100万円以下で買える
ウィッシュやストリームと同カテゴリーになるが、スライドドアで差別化を図っている。また天井に大きなガラスエリアを設けることで開放感を演出（後期型ではオプションに）。中古車は最初の車検を終えた2005年式が中心で、100万円以下も豊富にある。アルミホイールなどが標準装備の20Mやアウトドア仕様のプレイフルがオススメ。
|
|
|
|
|
| 高橋 満、編集部＝文 |
| ※この記事は、カーセンサー関東版14号（6月18日発売）の特集をWEB用に再構成したものです |
安くて良い車 軽自動車＆スライドドア付きミニバン編/旬ネタ
カタログを見る
Xをフォロー
