■クラフトマンシップとハイパフォーマンスが融合した究極の世界
丁寧に、そして精緻にハンドメイドされた車。それは“道具”としてではなく、純粋な所有欲を掻き立てるステータスシンボルでもある。ここでは職人たちが生み出した一級品の世界のごく一部を紹介する。人の温もりとこだわりが感じられるクラフトマンシップの世界へ・・・。
■ASTON MARTIN DBS/アストンマーティン DBS
~職人の手によって生み出された市販レーシングカー~

アストンマーティンのフラッグシップであり最新モデルがこのDBSである。ボンネットやフェンダーなどにカーボンファイバーを用い、レーシングカー並みの軽量化を実現し、517psを発生する6LV12によって超ド級のパフォーマンスを見せるが、「スポーツカーは美しくなければならない」という哲学に基づく流麗なフォルムとインテリアからは目をそらすことができない。
Text/九島辰也
■ROLLS-ROYCE PHANTOM COUPE/ロールスロイス ファントムクーペ
~あえてロールスロイスのクーペを選ぶということ~

2008年2月に101EXの生産型として正式発表されたファントム・クーペ。多くの要素をドロップヘッドクーペと共有するが、バンパーにインテグレートされたマフラーなど、クーペ独自のスポーティなデザインやエクイップメントも豊富に用意されている。さらにオーナーの要望次第では、様々な特別装備がチョイス可能なR-R伝統の“ビスポークプログラム”も選択可能である。
Text/武田公美
■MAYBACH 57S/マイバッハ 57S
~マイバッハが示す新しいクラフトマンシップのカタチ~

クラフトマンシップという言葉に「手作りの味」を期待する人にとって、現代のマイバッハが醸し出す均質なクォリティ感は、最初のうちは少々そっけない印象を抱かせるかもしれない。しかしマイバッハが誇るべき本当のクラフトマンシップは、こうした細工物の出来映えではなく、少量生産であることを安全や品質の言い訳にはしない、見えざる執念にあるのだと思う。
Text/内藤 毅
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