▲5代目フロンテの商用モデルとしてデビューしたアルト(初代)。当時は商用モデルの物品税が非課税だったことから1人または2人でしか乗らない人を中心に爆発的にヒット。スズキは低価格にも徹底的にこだわり、「アルト47万円」という名コピーが誕生したのです ▲5代目フロンテの商用モデルとしてデビューしたアルト(初代)。当時は商用モデルの物品税が非課税だったことから1人または2人でしか乗らない人を中心に爆発的にヒット。スズキは低価格にも徹底的にこだわり、「アルト47万円」という名コピーが誕生したのです

日本の自動車史に残るスポーツカーも5月16日にデビュー!

日本には様々な暦や記念日があります。そして車の世界を見渡しても多くの記念日があります。今回は5月10日から5月23日までの出来事を紹介します!

■5月10日 初代トヨタ RAV4発売(1994年)
■5月10日 初代ホンダ ステップワゴン発売(1996年)
■5月11日 初代スズキ アルト発売(1979年)
■5月14日 スバル 1000発売(1966年)
■5月16日 トヨタ 2000GT発売(1967年)
■5月16日 ホンダ ビート発売(1991年)
■5月19日 希望ナンバー制度スタート(1998年)
■5月20日 電気自動車の日
■5月22日 初代トヨタ アルファード発売(2002年)

ゴールデンウイークが明けたこの時期には自動車史に名を残すスポーツモデルやレジャーシーンで活躍した車が登場しました。いずれも人気モデルなので乗っていた人も多いのではないでしょうか?

▲RAV4(初代)は重いフレーム構造、大きなエンジンが当たり前だったクロカン4WDに“ライトクロカン”という新たなカテゴリーを築きました。モノコック構造としながらもセンターデフ式フルタイム4WDが採用されるなど、オンロードとオフロード両方の性能が高められたモデルとして人気を博しました。当初は3ドアのみでしたが1995年4月に5ドアが追加されています※写真はマイナーチェンジ後 ▲RAV4(初代)は重いフレーム構造、大きなエンジンが当たり前だったクロカン4WDに“ライトクロカン”という新たなカテゴリーを築きました。モノコック構造としながらもセンターデフ式フルタイム4WDが採用されるなど、オンロードとオフロード両方の性能が高められたモデルとして人気を博しました。当初は3ドアのみでしたが1995年4月に5ドアが追加されています※写真はマイナーチェンジ後
▲1994年10月にデビューしたオデッセイから始まったホンダのレジャー用モデル「クリエイティブ・ムーバー」の第3弾となるステップワゴン(初代)が登場。5ナンバー枠を最大限使った広い室内、乗車としての乗り心地を追求した2L DOHCエンジン、優れたユーティリティ性能で大ヒットしました ▲1994年10月にデビューしたオデッセイから始まったホンダのレジャー用モデル「クリエイティブ・ムーバー」の第3弾となるステップワゴン(初代)が登場。5ナンバー枠を最大限使った広い室内、乗車としての乗り心地を追求した2L DOHCエンジン、優れたユーティリティ性能で大ヒットしました
▲現在でもスバルの設計の基本となっている水平対向エンジン縦置き前輪駆動。それを初めて採用したのがスバル 1000です。「走りの良さ」と「積極安全」に優れた乗用車を目指した開発陣は、航空機で培った水平対向エンジンを縦置きにすることで左右対称前輪駆動方式を実現しました ▲現在でもスバルの設計の基本となっている水平対向エンジン縦置き前輪駆動。それを初めて採用したのがスバル 1000です。「走りの良さ」と「積極安全」に優れた乗用車を目指した開発陣は、航空機で培った水平対向エンジンを縦置きにすることで左右対称前輪駆動方式を実現しました
▲1967年5月から1970年8月という短い期間だけヤマハ発動機の技術供与を受け生産されたトヨタ 2000GT。ロングノーズの美しいボディ、国産モデル初採用となった4輪ディスクブレーキ、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションなどの技術は現在でも高く評価されています。希少性も相まって中古車市場では天文学的なプレミアム価格がつくモデルです ▲1967年5月から1970年8月という短い期間だけヤマハ発動機の技術供与を受け生産されたトヨタ 2000GT。ロングノーズの美しいボディ、国産モデル初採用となった4輪ディスクブレーキ、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションなどの技術は現在でも高く評価されています。希少性も相まって中古車市場では天文学的なプレミアム価格がつくモデルです
▲日本に訪れたバブル景気。この時期、自動車メーカーは数々の名車を世に送り出します。ホンダ ビートもそのひとつ。世界初のミッドシップ+フルオープンモノコックボディ、軽初の4輪ディスクブレーキを採用したオープン2シーターは現在でも絶大な人気を誇り、専門店も数多く存在します ▲日本に訪れたバブル景気。この時期、自動車メーカーは数々の名車を世に送り出します。ホンダ ビートもそのひとつ。世界初のミッドシップ+フルオープンモノコックボディ、軽初の4輪ディスクブレーキを採用したオープン2シーターは現在でも絶大な人気を誇り、専門店も数多く存在します
▲1998年5月19日、品川、横浜、静岡、名古屋、大阪など一部地域でナンバープレートの数字が3ケタ化されました。これに合わせ希望ナンバー制もスタート。手数料を払えば4ケタの一連指定番号は好きな数字が選べるように。ただし人気が高い番号については抽選になります ▲1998年5月19日、品川、横浜、静岡、名古屋、大阪など一部地域でナンバープレートの数字が3ケタ化されました。これに合わせ希望ナンバー制もスタート。手数料を払えば4ケタの一連指定番号は好きな数字が選べるように。ただし人気が高い番号については抽選になります
▲電気自動車の日は自動車用バッテリーで有名なGSユアサが制定した記念日で、創業者の島津源蔵氏がアメリカから輸入した電気自動車「デトロイト号」を2009年5月20日に復活させたことに由来します ▲電気自動車の日は自動車用バッテリーで有名なGSユアサが制定した記念日で、創業者の島津源蔵氏がアメリカから輸入した電気自動車「デトロイト号」を2009年5月20日に復活させたことに由来します
▲90年代、トヨタはグランビアやグランドハイエースなどのLクラスミニバンを製造していましたが、日産 エルグランドのヒットを受け“乗用車的”に扱えるモデルとしてアルファード(初代)を開発しました。駆動方式はFFで、室内は最上級ミニバンにふさわしい豪華さが特徴でした。初代は、現在でもカーセンサーnet掲載物件の平均車両価格が約93万円も人気ぶりです(2015年5月11日現在) ▲90年代、トヨタはグランビアやグランドハイエースなどのLクラスミニバンを製造していましたが、日産 エルグランドのヒットを受け“乗用車的”に扱えるモデルとしてアルファード(初代)を開発しました。駆動方式はFFで、室内は最上級ミニバンにふさわしい豪華さが特徴でした。初代は、現在でもカーセンサーnet掲載物件の平均車両価格が約93万円も人気ぶりです(2015年5月11日現在)
text/高橋 満(BRIDGE MAN) photo/ホンダ、トヨタ、スズキ、スバル、GSユアサ、福嶌弘(編集部)