光岡自動車は、5月11日(土)に全国公開される映画「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」とコラボレーションしたビュートの特別仕様車「Viewt 探偵はBARにいる」を4月20日(土)より発売する。

特別仕様車「Viewt 探偵はBARにいる」は、劇中に登場する「高田号」をイメージした車だ。2011年9月に公開された前作「探偵はBARにいる」にて、初代ビュートが俳優の松田龍平が扮する高田の愛車「高田号」として採用されている。話しかけないとなかなかエンジンがかからないといった人間味たっぷりの高田号に光岡自動車が共感を覚え、「特別仕様車を作りたい」とオファーを出したという。

今作の「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」にも、もちろんビュートが登場する。同映画のプロデューサーで脚本も手掛けた須藤泰司氏は、「2作目を作るのに当たって、初めから決まっていたキャストは3人います。主役である“探偵”役の大泉洋さん、その相棒である“高田”役の松田龍平さん、そして高田の愛車であるビュートです」とその重要性を語った。

ビュートが高田号として採用された理由については、「“探偵はBARにいる”はハードボイルドだけどコメディ色の強い映画。登場人物を含めて喜怒哀楽をきちんと出さないとドラマが盛り上がらない。その点、ビュートには表情があるんです」と説明。さらに「今作でも高田号がグランドチェロキーに襲われながらスキー場の斜面から降りてくるシーンがあり180度スピンするのですが、とても良い顔してくれました」と、その“名演”を絶賛した。

今回、販売される特別仕様車「Viewt 探偵はBARにいる」は現行型の3代目ビュートがベース。本革シートやウッドタイプインパネなどを標準装備しているだけでなく、「探偵」が通うBAR「ケラー・オオハタ」のマークをあしらったエンブレムをグリルバッジに施すなど、映画の世界観も表現している。

気になる価格は262万円。20台の限定発売となるので興味がある方は早めにチェックを!

「探偵はBARにいる2」プロデューサー兼脚本家の須藤泰司氏(写真左)と光岡自動車のデザイナー青木孝憲氏(写真右)

「探偵はBARにいる2」プロデューサー兼脚本家の須藤泰司氏(写真左)と光岡自動車のデザイナー青木孝憲氏(写真右)

実際に映画の撮影に使われた初代ビュート。前作から使用され、今作でもカーチェイス以外はこの車が撮影された

実際に映画の撮影に使われた初代ビュート。前作から使用され、今作でもカーチェイス以外はこの車が撮影された

4月20日に発売される特別仕様車。ボディカラーは専用色のダークグリーンのみ。トランクフードに映画タイトルのステッカーが貼られている

4月20日に発売される特別仕様車。ボディカラーは専用色のダークグリーンのみ。トランクフードに映画タイトルのステッカーが貼られている

「探偵」が通うBAR「ケラー・オオハタ」のマークをあしらったグリルバッジ。フロントフェンダーとCピラーにも同じマークのステッカーが貼られている

「探偵」が通うBAR「ケラー・オオハタ」のマークをあしらったグリルバッジ。フロントフェンダーとCピラーにも同じマークのステッカーが貼られている