コンセプトモデルがずらり!百花繚乱のモーターショー【北京モーターショー2014】
2014/05/13
2014年4月20日~29日にかけ、北京モーターショー2014(北京国際汽車展覧会2014)が開催された。北京モーターショーは偶数年に行われ、日・米・欧はもちろんのこと、現地メーカーも多数のモデルを出展した。その規模は、奇数年に行われる上海モーターショーと並び、アジア最大級だ。
コンセプトモデルが数多く出展された北京モーターショー
2013年の東京モーターショーなどでコンセプトモデルが披露された、レクサス初のコンパクトクロスオーバー、NXの市販版がついに登場。エンジンは2Lのダウンサイジングターボと2.5Lのハイブリッドの2種類となる
北京で懐かしい名前のモデルを発見。トヨタ レビンだ。カローラレビンとしてではなく、新型車として復活した。カローラの兄弟車という関係になり、かつての日本市場におけるスプリンター的なポジションのようだ
1980年代以降に生まれた中国の若者たちのライフスタイルに合わせて設計された、日産のコンセプトモデル「ラニアコンセプト」。ラニアとは、ブルーバードを意味する「藍鳥(Lan Niao)」が由来となっている
ホンダが中国市場向けに専用開発した5ドアハッチバックのコンセプトモデル「コンセプトB」。先進的なエクステリアと高い積載性がウリだという。2年後には、このコンセプトをベースとした量産車が発売される予定だ
M・ベンツブースでは、MクラスがベースのクーペSUV「コンセプトクーペSUV」が初公開された。これが、BMWが先駆けて発売したスポーツアクティビティクーペ、X6シリーズに対抗するモデルであることは間違いない
BMWブースでは、現在のフラッグシップモデルである7シリーズを超えるラグジュアリーさを追求した「ビジョンフューチャーラグジュアリー」を展示。将来のフラッグシップモデルになる9シリーズを示唆しているという
アウディからは、クーペのスポーツ性とコンパクトSUVのユーティリティを両立したスタディモデル「TTオフロードコンセプト」が登場。パワートレインは、2LのTFSIターボと2つのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドだ
フォルクスワーゲンがM・ベンツ CLAに対抗すべく生み出された「NMC(ニューミッドサイズクーペ)コンセプト」。同様のコンセプトのCCよりも安価で、2016年に市販化予定。日本で発売されるかは、現段階では不明だ
プジョーブースの目玉は、このコンセプトモデル「EXALT(イグザルト)」。ハッチバックスタイルの4ドアクーペで、Cピラー以降が鮫肌のように加工されている。これは、燃費性能と空力性能の向上に役立つという
シトロエンと東風汽車の合弁会社である、東風シトロエンの「C-XRコンセプト」。2014年末に中国で発売予定のコンパクトSUVを示唆するモデルだ。ボディは、PSAグループのプジョー2008よりひと回り大きいサイズとなる
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