マーチ12SR生誕10年祭開催!|レース&イベントレポート

10月13日、神奈川県横須賀市にある日産自動車追浜工場内「GRANDRIVE」にて、マーチ12SR生誕10年祭が開催された。45組88人のオーナーが集まり、オーテックジャパンが製作したマーチのスポーツグレード「12SR」と「15SR-A」発売から10周年という節目を祝った

愛情あふれるマーチオーナーが全国から集う

SNS「オーテックオーナーズグループ」に参加するマーチオーナーたちが、オーテックジャパンに働きかけて実現したという「生誕10年祭」。司会者はマーチ12SRオーナー、ハンドルネーム「ながちょん」さん(マーチ横)

SNS「オーテックオーナーズグループ」に参加するマーチオーナーたちが、オーテックジャパンに働きかけて実現したという「生誕10年祭」。司会者はマーチ12SRオーナー、ハンドルネーム「ながちょん」さん(マーチ横)

開会式のすぐ後に表彰された「過走大賞」「東の遠来賞」「西の遠来賞」の皆さん。過走大賞受賞者のマーチ12SRは、走行距離20万kmを超えた今も健在だという

開会式のすぐ後に表彰された「過走大賞」、「東の遠来賞」、「西の遠来賞」受賞者の皆さん。過走大賞受賞者のマーチ12SRは、走行距離20万kmを超えた今もなお健在だという

サプライズで用意されたお誕生日ケーキを囲む参加者の面々。マーチの傍らに立っているのは、元オーテックジャパンの技術者でマーチ12SRの開発を担当した中島さん。この日は一ユーザーとしてイベントを楽しんだ

サプライズで用意されたお誕生日ケーキを囲む参加者の面々。マーチの正面に立っているのは、元オーテックジャパンの技術者でマーチ12SRの開発を担当した中島さん。この日は一ユーザーとしてイベントを楽しんだ

こちらは2013年6月に発表された新型「マーチ ニスモ」。12月の販売開始に向けて最終調整段階にある試作車が公開され、くじ引きで選ばれた10組の参加者がテストコース内で同乗走行を体験した

こちらは2013年6月に発表された新型「マーチ ニスモ」。12月の販売開始に向けて最終調整段階にある試作車が公開され、くじ引きで選ばれた10組の参加者がテストコース内で同乗走行を体験した

オーテックオーナーズグループのオフ会では恒例になっているという「ビンゴ大会」。マニア垂涎の限定ミニカーや、オーテックジャパンロゴが入った非売品の数々が賞品に供された

オーテックオーナーズグループのオフ会では恒例になっているという「ビンゴ大会」。マニア垂涎の限定ミニカーや、オーテックジャパンロゴが入った非売品の数々が賞品に供された

普段は試作車のテストなどが行われるという日産「GRANDRIVE」。一般ユーザーに公開されるのは異例だという。イベントの締めはマーチなど45台による「パレードラン」でオーナーの思い出づくり

普段は試作車のテストなどが行われるという日産「GRANDRIVE」。一般ユーザーに公開されるのは異例だという。イベントの締めはマーチなど45台による「パレードラン」でオーナーの思い出づくり

「次は成人式で会いましょう!」

この日開催された「マーチ12SR生誕10年祭」は、マーチオーナーである一般ユーザーが主催したイベントだ。オーナーたちがオーテックジャパンに「大好きなマーチを作ってくれてありがとう!」というメッセージとともに「発売開始から10年の節目をユーザー同士で祝いたい!」と働きかけたことから実現した。

日産自動車側もこの思いに応えるべく、2003年の新車発表時の商品概要プレゼンテーションを再現して公開したり、試作車への体験乗車機会を設けるなどしてイベントを盛り上げた。閉会式では司会を務めた「ながちょん」さんの「次は生誕20年祭、成人式で会いましょう!」という声に拍手と歓声が上がり、オーナーたちは10年後の再会を約束して会場を後にした。