富士重工業は、3月27日からアメリカで開催されているニューヨーク国際自動車ショーで「スバル WRX コンセプト」を世界初公開した。

WRX コンセプトは、次期のインプレッサ WRXシリーズを念頭に置いたコンセプトカーで、WRXシリーズならではの俊敏性やドライビングの歓びを意識してデザインされている。また、カーボンルーフの採用による軽量化と全高を1390㎜と低く設定し低重心化することでハンドリング性能をさらに高めているという。

WRXシリーズは世界ラリー選手権への本格参戦を念頭に開発され、World Rallyの「WR」と未知の力「X」を掛け合わせて「WRX」と命名されている。スバル独自のボクサーターボエンジンとシンメトリカルAWDを搭載したスバルのハイパフォーマンスモデルだ。名前の由来からもわかる通り、パワフルな加速感や思いのままに操ることができるハンドリング性能など、優れた走行性能が大きな特徴。

スバルのニューヨーク国際自動車ショー専用サイトではWRX コンセプトの画像や現地でのプレスカンファレンスの様子を配信している。

他のスバル車と共通のヘキサゴングリルを採用し、ひと目でスバルとわかるフロントフェイスになっている

他のスバル車と共通のヘキサゴングリルを採用し、ひと目でスバルとわかるフロントフェイスになっている