平年より12日も早く開花宣言が出された東京の桜。お花見のタイミングを逃してしまったという人も多いかもしれない。そんな人にオススメなのが、3月30日~4月10日までTOYO TIRESターンパイクで開催されている「桜のトンネルまつり」だ。

ターンパイクは、小田原市から箱根に向かい尾根を上っていく道路。標高が高く市街地より1週間から10日ほど開花の遅れがあるので、今週あたりから見頃が始まる。しかも標高差があるので、低い場所と高い場所では開花時期にも差ができ、長い間、段階的に花見を楽しむことができる。

沿道にはソメイヨシノ、ヤマザクラ、マメザクラ(箱根桜)など約1000本が植樹されており、道路に枝が覆い被さり約5kmにわたって「桜のトンネル」を形成。満開の桜の下を愛車で駆け抜けるドライブは、この季節しか楽しめない。

4月6日(土)、7日(日)の週末は、10:00~14:00の間に御所の入場駐車場でチャリティー写真撮影サービスを実施。また、同場所(御所の入場駐車場付近)では、毎日18:00~21:00の間、桜のライトアップを行っている。ターンパイク沿線各所からは湘南の夜景を望む事もできるので、桜のライトアップを満喫した後に、夜景ドライブを楽しむのも良さそうだ。

ちなみに、ターンパイクを経由して伊豆半島に抜け、そのまま伊豆高原まで進めば、伊豆高原駅から約3kmにわたって続く「伊豆高原桜並木」がある。ここも、桜のトンネルで有名なスポット。ドライブがてら、足を伸ばしてもいいだろう。

実は「桜のトンネル 名所」でネット検索すると、なんと230万件近くの情報がヒット。全国には、ご当地では有名な桜のトンネルがたくさんあるようだ。オープンカーで駆け抜けたら、気持ちいいだろうな~。

ターンパイクは、神奈川県小田原市から箱根を経由して湯河原町までを結ぶ有料道路。関東屈指のドライブコースとして名を馳せている

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桜舞い散る中、愛車でドライブできるのは1年のなかで今の季節だけ

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