スバルインプレッサ+横浜ゴムタイヤで参戦し2勝をマーク

新井敏弘選手|日刊カーセンサー
FIA(国際自動車連盟)公認の国際格式のラリー選手権、インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)に参戦している新井敏弘選手(写真)が、改造範囲が厳しく制限される市販車ベースのマシンで参戦するプロダクション部門でシリーズチャンピオンに輝きました。

新井選手は、市販車を改造したスバルインプレッサ R4 STIに横浜ゴムのラリー用タイヤのパッケージングで全11戦中5戦に参戦。終盤の2戦で連続優勝を飾り、逆転でチャンピオンを獲得しました。

この選手権での日本人チャンピオンは初となる快挙です。また、新井選手と同じくスバル インプレッサで参戦した奴田原文雄選手も同部門でシリーズ5位となりました。

IRCはFIAが公認し、欧州のスポーツ専門テレビ放送局「ユーロスポーツ」が運営する国際ラリーイベントです。今年はヨーロッパを中心に11カ国で開催されました。新井選手がチャンピオンとなったプロダクション部門以外に、総合ランキングや2輪駆動車両で競う2WD部門などがあります。

新井敏弘選手 ホームページ
http://www.toshiarai.com/
IRC ホームページ(英語)
http://www.ircseries.com/

Text/カーセンサー編集部