WRC参戦で輝かしい成績を残し世界に名を馳せた

三菱 ランサーエボリューション|日刊カーセンサー

電子制御技術で世界をリードするスーパーセダン

インプレッサSTIと共に、WRC(世界ラリー選手権)での活躍により、世界に名を馳せたスーパーセダン。1992年のデビューからWRCの一線で活躍し、1996年から1999年には4年連続でドライバーズタイトルを、1998年にはマニファクチャラーズタイトルを獲得。WRCにおける地位を不動のものとした。

しかしレギュレーションの変更などに伴い、徐々に成績が低迷し始め、2006年シーズンから惜しまれつつワークスでの参戦を休止している。

インプレッサ同様に、ラリーで得た技術を市販車にフィードバックしながら開発され、特にエボIVから採用されたAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)やエボXに搭載されたS-AWCなど、電子デバイスによる車両制御技術には定評がある。初代ランエボのデビューから17年が経過しているが、“エボリューション”の名の通り、今もなお進化を続けている。

「アンチGT-R」や「ポストGT-R」としてGT-Rの最大のライバルとされ、また比べて価格が低いことからも、チューニングベースとしては海外でも高い人気を誇っている。

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