東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

次世代エンジン&ミッションを搭載したコンセプトモデル

マツダ 清(きよら) フロントスタイル|日刊カーセンサー
マツダ 清(きよら) フロントスタイル|日刊カーセンサー

マツダの次世代直噴ガソリンエンジン「SKY-G1.3L」に次世代ミッション「SKY-Drive」を組み合わせたコンパクトカーのスタディモデル。スケルトンのボディシェル、透明プラスチックのドア、流れるようなリヤコンビネーションランプなど、エクステリアデザインは「水」のイメージが取り入れられている。

ルーフには、インテリアシステムに電気を供給するための光電池が搭載された。ボディサイズは、デミオより100mm短い3770mm。極端に短いオーバーハングと18インチアルミホイールはこのコンパクトカーにスポーティな印象を与えている。

インテリアは機能美の表現はもちろん、強固な構造を実現するための造形が施された。後部座席はボディのフレーム構造と一体化されている。

パワーユニットはマツダの次世代直噴ガソリンエンジン「SKY-G 1.3L」、ミッションも次世代型6ATの「SKY-DRIVE」を採用。10・15モード燃費23.0km/Lという抜群の燃費性能はもちろん、低速からレスポンスがよく、力強い洗練された走りを実現したという。

このユニットに、減速エネルギー回生システムが組み合わされる。ブレーキング時に発生する運動エネルギーを電気エネルギーとしてバッテリーに充電させることにより、オルタネーターへの負荷を低減。また、進化型のi-Stop(アイドリングストップシステム)も導入。

これらのデバイスが、燃料消費の削減に貢献している。新開発の触媒も採用され、クラストップレベルの排出ガス浄化性能も追求された。マツダのスポーティさと環境への取り組みを具現化したこれらの技術が、市販車に導入される日もそう遠くはない。

■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:3770×1685×1350mm ・エンジン種類:直列4気筒DOHC ・総排気量:- ・最高出力:-
・最大トルク:- ・トランスミッション:6AT ・駆動方式:2WD(FF) ・車両重量:-