車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは『どんなクルマと、どんな時間を。』?

▲仕事グルマといえど、プライベートでも使うマイカー。悩んだ末に購入したデミオは、彼女もお気に入りの1台▲仕事グルマといえど、プライベートでも使うマイカー。悩んだ末に購入したデミオは、彼女もお気に入りの1台

車好き営業マンが選ぶ 総合評価◎な頼れる相棒

晴天の空に映えるさわやかなブルーのマツダ デミオ。

オーナーの竹中さんはバリバリの営業マンということで、毎日この車で営業先を回っている。

営業マンの足グルマというのは、意外と選定に困るものだ。実は以前、大手輸入車メーカーで整備士をしていたという竹中さん。本当は自分の趣味嗜好に合った遊びグルマを買いたかったが、使い勝手や燃費、クライアントへの印象なども考え、デミオの購入に至ったそうだ。

▲優しい笑顔の竹中さん。撮影日は助手席に彼女も同乗してくださった ▲優しい笑顔の竹中さん。撮影日は助手席に彼女も同乗してくださった

昔から車好きだという竹中さんだが、さらに大好きなのがバイク。プライベートでは、もう一つの愛車である大型バイクに乗ることが多いそうだ。

この日、撮影に同行してくれた彼女とも、このバイクがキッカケで知り合ったという。休日は、それぞれ愛車の大型バイクに乗り、ツーリングに出かけるのが定番のデートコースだそうだ。

長続きの秘訣は、「お互い、好きなことを気兼ねなく楽しめるところ」。なかなかお金のかかる趣味でも、認め合えるうえに一緒に楽しめるとは……羨ましい!

▲こちらがお二人の愛車。共通の仲間と遠方まで出かけることも珍しくないそうだ ▲こちらがお二人の愛車。共通の仲間と遠方まで出かけることも珍しくないそうだ

聞けば、最近、結婚が決まり引っ越しが終わったばかりというアツアツなお二人(おめでとうございます!)。

これからは、彼女……いや奥様も竹中さんの車を運転する機会が増えるということで、小回りの利くデミオは最適なチョイスになった。


~どんなクルマと?~
■マツダ デミオ(現行型)
マツダのエントリーモデルにあたるコンパクトハッチバックの4代目。CX-5からはじまるスカイアクティブ技術とデザインテーマ「魂動(こどう)」が全面的に採用されている。マツダがこだわる「人馬一体」な運動性能や、安全優先のヒューマンインターフェイスなどが特徴。

▲エンジンは1.3Lガソリンと1.5Lディーゼル。いずれもマツダ独自のスカイアクティブ技術が採用された先進のユニット ▲エンジンは1.3Lガソリンと1.5Lディーゼル。いずれもマツダ独自のスカイアクティブ技術が採用された先進のユニット
text/編集部 井上恵利
photo/稲葉真