自分でできる車内・車外の日常点検【しっかりメンテ編】
カテゴリー: カーライフ
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2013/08/19
ワイパーはウォッシャー液の残量チェックとともに動作を確認。ビビリ音や拭き残し、拭きムラが出てきたらゴムの交換時期だ
ウインカーやヘッドライトが正しく点灯するか、車内からもチェック。そのほか、警告灯がついていないかなども確認
ブレーキペダルを奥まで踏み、感触に異常がないか、踏み続けたときにフロアとの間にきちんと踏みしろがあるかを確認
パッドの残量が減ったりワイヤーが伸びたりすることでパーキングブレーキの引きしろは変化する。規定値に納まるかチェック
車外ではヘッドライトやスモールランプ、ウインカーのバルブ切れがないか確認。切れたまま走行していると整備不良になってしまうので注意
タイヤのコンディションは最も重視したいチェック項目のひとつ。溝の残量だけでなく、亀裂などがないかも確認
空気圧もチェックしよう。エアゲージを使って自分で計測する方法のほかに、給油時にガソリンスタンドで計測してもらうこともできる
運転席に座ったままでもチェックできること
ドライバー自身の日常的な点検が必要なのはエンジンルーム内だけじゃありません。運転席まわりで確認すべきこと、車外を見渡して確認すべきこともあります。
運転席に座ったら、まずアクセサリー電源をオンにし、ライトやウインカー、ワイパーなどのレバーを操作して、正しく動作するかチェックします。ワイパーをチェックするときは、あらかじめウインドウを水で濡らすのを忘れずに! ビビリ音や拭き残し、拭きムラがあるようならゴムの交換時期です。
また、ウォッシャー液がしっかり噴射するかも確認しておくと良いでしょう。ウォッシャー液の出が悪いときは、液の不足やノズルの詰まりが原因。液が足りないなら補充を、ノズルの詰まりは安全ピンなどの細い針で詰まりを除去しましょう。
続いてペダル。アクセルペダルから足を離したとき、キチンと戻ってくるか。ブレーキペダルをいっぱいに踏み込んだときの感触がなんだか柔らかい…や、踏み続けたときにペダルがさらに奥まで踏み込めてしまうなどの異常がないかを確認します。
次にパーキングプレーキをチェックします。車種によってレバー式、ペダル式、電動式とありますが、レバーとペダルの場合は、カチカチという作動音の回数よって確認します。目いっぱい作動した状態で5~8ノッチ(カチカチ音がする数)が一般的です。詳しい規定値は車の取り扱い説明書を確認してください。電動の場合は、オン、オフが正常に行われているかを見ておきましょう。
ペダルやパーキングブレーキは運転に直結する部分ですので、異常を感じたらすぐにプロの点検を受けてくださいね!
無用なトラブルを避けるには日常点検が肝心
次は車外に出て、ライト類が正しく点灯するか確認。ウインカーやスモールランプ、ヘッドライトなどは、自分ひとりでも確認できますよね。ストップランプやバックランプなどは家族や友人に見てもらったり、給油時にチェックしてもらってください。
タイヤコンディションの目視や空気圧の計測も忘れずに。ゴム表面に亀裂が入っていないか、残り溝は充分にあるか、空気圧は適正かといったことを確認します。
最後にエンジンをオン。聞き慣れないノイズが出ていないか耳を澄ませ、エンジンの調子を確かめましょう。聞き分けるのは少し難しいかもしれませんが、大きなトラブルが起きる前に音で異常に気付くことは意外にあるものです。
万一、ヘッドライトのバルブが切れていたり、ワイパーゴムがヘタッているときには、「レイブリック ハイパーハロゲン レーシングクリア 3,200K H4」や「ソフト99 ガラコワイパー グラファイト超視界替えゴム」のような製品で素早くリカバリーを。「KURE 5-56 180ml」などの潤滑剤も持っていると何かと便利なアイテム。キシミ止めやネジ回しなどで活躍してくれます。
エンジンルームの点検と合わせ、日常的に愛車のコンディションをチェックすることで、安全&快適なドライブを楽しみましょう!