クリーナーで水アカや古い被膜を一掃 【しっかりボディメンテ編】
カテゴリー: カーライフ
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2013/04/15
ボディに水分が残っていると成分が薄まり、本来の効果が発揮できないので、クリーナーを掛ける前に水滴をしっかり拭き取ります
リキッドタイプのクリーナーやワックスを直接ボディに塗るのはNG。一旦スポンジに垂らしてから。一度に掛けるクリーナーの量は500円玉程度が目安
乾きすぎると拭き取りにくいので30cm四方ごとに施工するのがコツ。スポンジに掛ける圧力は、硬いスポンジが少し変形する程度でOK
クリーナーの拭き取り残しがあるとシミや色ムラなど塗装にダメージを与える原因になるため、最後にしっかり洗い流す
汚れ落としの秘技、クリーナー掛けで下地処理を完璧に
今回は下地処理の最終段階、クリーナー掛けに挑戦します! クリーナーは水アカやピッチ、タールなど、シャンプーだけでは落ちないガンコな汚れを落とすために使います。古くなったワックス被膜や水アカが残っていると、ワックスやコーティング剤の定着を妨げてしまい、長持ちしません。鉄粉などの大きな汚れを除去できるネンドと同時にクリーナーを使うことで、塗装面を一気にクリーンナップできます。
クリーナーには研磨剤を含むタイプと、研磨剤フリーの化学的成分だけで汚れを落とすタイプがありますが、今回は塗装面を傷付けにくい極微粒子の研磨成分を含み、水アカなどの汚れを強力に落とせるリキッドタイプのクリーナーを使います。
狭い範囲ごとに仕上げていくのがコツです!
今回のクリーナーは塗装面が乾いた状態で使用するタイプ。施工前にボディの水分をキッチリ拭き取り、クリーナーが最大限の効果を発揮できるようにします。
リキッドタイプのクリーナーやワックスを使うときは、ボディに直接塗る…のではなく、スポンジに適量取ってから使うのがコツ。500円硬貨くらいの量をスポンジに垂らしてからボディに塗っていきます。
汚れをしっかり落とすためには、ある程度の圧力を掛けてこする必要がありますが、力の入れすぎは禁物です。目安は硬めのスポンジが少し変形する程度。直線的にタテ、ヨコとスポンジを動かしましょう。
拭き取るタイミングが大きなポイント。完全に乾いてしまうと大変なので、クリーナーが乾ききる前に拭き取るようにします。目安として、30cm四方ごとに細めにクリーニングと拭き取りをくり返すようにするとちょうど良いです。施工後は、塗装面にクリーナー成分が残らないよう、水でしっかり洗い流します。
ボディ全体にクリーナーを掛けるのはちょっと大変な作業ですが、ここが踏ん張りどころ。塗装面をクリーンな状態にしてからワックスやコーティングを掛けることで、最終的な輝きが変わってきますよ!
今回はシュアラスターのクリーナー「スピリット(ホワイト用)」を使用しましたが、「プロスタッフ CCウォータークリーナー」や「ウイルソン ポリッシュクリーナー」もオススメです。
【取材協力/シュアラスター】