第17実験:1000円以下の格安カーグッズの実力を検証! Part3 【銀座G7ラボ】
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2008/08/22
■100円で6℃違う!サンバイザーあり/なしの効果検証
助手:いやぁ博士、盆も開けたというのに暑いですねぇ。博士:まったくじゃよフクダくん。年寄りにこの暑さはつらいて。
助手:外はもちろん暑いんですけど、この時期に特に堪えるのが車に乗り込むときですよね。
博士:フクダくん、まるでこれからやる検証を見透かしたかのようなフリじゃな。よかろう。では早速説明するぞい。
助手:お、Part3は車内ネタなんですね?
博士:そのとおり。夏場は車内の温度が猛烈に上がる。それを抑えるために、フロントガラスにサンバイザーを付けている車を見かけるじゃろ?
助手:えぇ、結構見ますよね。でもあれって効果あるんですかね?
博士:うむ、まさにそこじゃ。今回はサンバイザーのあり、なしでどれほど車内の温度が変わるかを検証する。
助手:それはいいですね。効果があるならボクもやりたいです。
博士:そうじゃろう。しかし値段が高くてはおいそれと手が出ない。なのでワシ御用達の100円ショップでサンバイザーを買ってきた。
助手:100円ですか!本当に効果があるのか、楽しみです!!
■今回の検証方法
一度すべてのドアを開け放ち、車内の温度が外気温と同じになってからドアを閉め検証を開始。サンバイザーあり/なしで、30分後の車内の温度がどれだけ上昇したかを比較する。検証中はエンジンオフ、日の当たる場所に放置しておく。
博士:博士、現在の時刻は14時。気温は32℃です。一度すべてのドアを開け放ち、車内の温度が外気温と同じになってからドアを閉め検証を開始。サンバイザーあり/なしで、30分後の車内の温度がどれだけ上昇したかを比較する。検証中はエンジンオフ、日の当たる場所に放置しておく。
助手:うむ、ではまずサンバイザーなしから始めるとしよう。
博士:ではドアを閉めまーす。
30分ひたすら待機
(本当は別の車でアイスを買いに行く)
(本当は別の車でアイスを買いに行く)
助手:博士、30分経過しました!
博士:よし、ドアを開けてみろ。
助手:うわっぷ。ダメです。暑すぎです。車内は42.5℃もあります!
博士:なんと!たったの30分で10℃以上も上がったか。文字どおり、殺人的な暑さじゃな。
助手:太陽恐るべし、ですね。では窓を全開にして、室内の温度が外気温と一緒になったら次はサンバイザーありをやってみましょう。
博士:車内は外気温と同じになったか?では開始!
再び30分ひたすら待機
(今度はオリンピックの途中経過が気になりラボ内へ)
(今度はオリンピックの途中経過が気になりラボ内へ)
博士:30分たったな。よしどうだ?
助手:いやぁ、やっぱり外に比べれば暑いですよ。でも入りたくないってほどじゃないです。温度計も、まだ36℃を指しているレベルです。
博士:やや、コレは効果大アリじゃないか!
助手:ドアを開けた瞬間の、“ムァ~”って感じがないですね。
博士:“ムァ~っ”って感じは全然理解できんが、効果は数字が証明しておる。本音を言えば大した効果はないのでは?と思っておったのじゃが、良い意味で裏切られたの。
助手:かなりの実力の持ち主ですよ。たったの100円なのに。
博士:取り付けもカンタンじゃし、これはワシ自身にとってもめっけもんじゃ。
助手:折りたたむこともできるので、この時期は車内に置いておきたい必須アイテムですね。
■飯田橋博士
何か気になりだすと、徹底的に検証したがる名物博士。猪突猛進な性格だが、いつも大事なところが抜けている。IQ200を超える真の天才
■助手フクダ
博士に惚れこみ研究のお手伝いをする勤勉な助手。博士の穴を巧みにカバーし、銀座G7ラボを正しい方向へ導いている。
■今回の検証グッズ
●サンバイザー
フロントガラスの内側に取り付ける一般的なサンバイザー。カー用品店でも売られているが、あえて100円ショップで売られていたものをチョイス。
2つの吸盤を使って取り付ける。小型車用とミニバンなどフロントガラスが大きい車用の2種類が売られている。
2つの吸盤を使って取り付ける。小型車用とミニバンなどフロントガラスが大きい車用の2種類が売られている。
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