【クルマ神アプリ】smart G-BOOK [iOS][Android]
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2013/07/24
ドライブの機会が増える夏休み。手軽で便利なスマホのカーナビアプリを検討している人も多いのでは? そこで今回は「smart G-BOOK」をご紹介します。
トヨタが純正カーナビを使って展開しているテレマティクスサービス(通信を使った情報サービス)「G-BOOK」を、トヨタ車以外のユーザーでも利用できるようにしたアプリです。iOS版とAndroid版があり、アプリのダウンロード自体は無料ですが、利用するには別途、年間の利用料金とG-BOOKまたはGAZOO会員になることが必要です。
まずは基本であるナビゲーション機能をチェック。【図1】のように地図がとにかく細かくて、それでいて見やすいのが特徴です。交差点の拡大表示や音声ガイドなどの基本的なナビゲーション機能のほか、約70万台の車両からアップデートされる「ビッグデータ交通情報システム」(Tプローブと呼ばれるトヨタ独自のリアルタイム交通情報)を活用して、リアルタイムの渋滞情報や空いている道を把握し、渋滞を回避したルートを案内してくれます(【図2】)。
しかし、このアプリが優れているのはこれだけではありません。
「smart G-BOOK」の最大のメリットは、「G-BOOK」が提供する様々なサービスを、トヨタ車ユーザー以外でも利用できる点にあります。そのサービスの代表格は、やはり「オペレーターサービス」ではないでしょうか。これはトップ画面(【図3】)からサービスセンターに電話すると、面倒な検索から目的地設定、さらにグルメやガソリンスタンド情報までもオペレーターが調べてくれて、それをナビの目的地に設定して転送してくれるというものです。
スマホの番号を事前に登録するため、電話した際に、こちらが名乗らなくてもオペレーターが「●●様~」と言ってくれます。まるで専用の秘書がいるような気分を味わえます。
オペレーターに電話をかけるのが恥ずかしい? という人には「エージェント」というサービス(【図4】)がオススメです。こちらでは音声認識機能を使って目的地の検索や設定が可能です。
ナビゲーション機能を利用するには2,500円/年が必要ですが、現在キャンペーンを行なっていて、先着2万名(iOS、Android各1万名)まで1,000円/年という特別価格で提供されています。また年会費を払わなくても「ルートCheck」(目的地までの案内はないが、ルート表示はしてくれる)や、万が一の事故などの際にスマホのGPS機能を使って、警察や消防に的確な自車位置を伝えてくれる「HELPNET」などの機能を使うことができます。
とはいえ、せっかく「G-BOOK」のサービスがスマホで利用できるのですから、キャンペーン中にぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
Text/高山正寬