今年は大雪の影響などで、極端な大渋滞に遭われた方も多いのでは? 高速道路の渋滞表示アプリはいくつかありますが、今回ご紹介する「渋滞ナビ」は、高速道路も一般道も合わせて表示してくれる優れもの。iOSとAndroid版があり、ともに無料です。

今回はiPhone版を試してみました。アプリを立ち上げると【図1】のように、現在地周辺の高速道路の渋滞情報を表示してくれます。この渋滞情報は日本道路交通情報センター(JARTIC)のリアルタイム情報です。画面上の「文字」をタップすれば【図2】のように文字情報で渋滞している場所や距離、所要時間などを調べることができます。と、ここまでは他のアプリでもよくある情報です。

画面上の「マップ」をタップすれば、【図3】のように、一般道の渋滞情報も見ることができます。こちらの情報源はGoogleマップ、さらに同アプリのオリジナルのクラウド情報(ベータ版)による渋滞情報です。このように一般道と高速道路の情報を簡単に切り替えられる点が、このアプリの便利なところです。

また、離れた場所の渋滞状況を見ることもできます。渋滞にはまる前、そもそもお出かけ前の事前情報として調べておく、といった使い方がよいかもしれません。

このアプリには有料版の「渋滞ナビPro」(150円)もあり、こちらは広告が表示されないほか、2ヵ月先までの高速道路の渋滞予測を見ることもできます。高速道路を頻繁に利用する人にオススメです。まずはこの無料版で、便利さを確かめてみてはいかがでしょう。

Text/籠島康弘

「渋滞ナビ」。iOS版、Android版ともに無料。条件/iOS6.0以上。Android2.2以上。詳細はiTunesおよびGoogle playで確認を

「渋滞ナビ」。iOS版、Android版ともに無料。条件/iOS6.0以上。Android2.2以上。詳細はiTunesおよびGoogle playで確認を

【図1】起動時には現在地周辺の高速道路の渋滞情報が表示される。画面上の都市名などをタップすれば別のエリア情報を見ることができる

【図1】起動時には現在地周辺の高速道路の渋滞情報が表示される。画面上の都市名などをタップすれば別のエリア情報を見ることができる

【図2】文字による渋滞情報。工事などの規制情報も見られるほか、画面左上の「旅行時間」をタップすれば所要時間もわかる

【図2】文字による渋滞情報。工事などの規制情報も見られるほか、画面左上の「旅行時間」をタップすれば所要時間もわかる

【図3】Googleマップの渋滞情報も瞬時に表示してくれる。高速道路だけでなく一般道も表示してくれるので便利

【図3】Googleマップの渋滞情報も瞬時に表示してくれる。高速道路だけでなく一般道も表示してくれるので便利

【図4】Googleマップだけでなく、画面のようなオリジナルの渋滞情報も表示できる。画面の切り替えは簡単なので両方を見比べてルートを検討できる

【図4】Googleマップだけでなく、画面のようなオリジナルの渋滞情報も表示できる。画面の切り替えは簡単なので両方を見比べてルートを検討できる