「ドライブの思い出にスマホで写真を撮るのはいいけれど、それを後でまとめたり仲間に送ったりするのはちょっと面倒…」。そう思っている方に試してほしいアプリが、スバルからリリースされた「Drive Scrapbook」だ(iOS版のみ。無料)。その名のとおり、ドライブの思い出を簡単にスクラップブックとして保存したり、仲間と共有したりすることができる。

今回はiPhoneを使って、新型車のプレス向け試乗会に出かけた様子をスクラップブックにしてみた。まず都内を出発する際にアプリを立ち上げ「ドライブスタート」ボタンをタップ(【図1】)。後はバックグラウンドで動いてくれるから、目的地(この日は千葉県木更津市)に向けて車を走らせるだけ。途中電話をしたり他のアプリを使うこともできる。

アクアラインを通ったところで再びアプリを立ち上げると、マップに出発時点から現在地までの軌跡が表示されている(【図2】)。またFacebookのチェックイン機能も使える(【図2】の画面下参照)。このときは海ほたるでチェックインを試みた。写真を撮りたい場合は画面下の「撮影」ボタンをタップ。撮影した後に色調を変えることもできる(【図3】)。

今回の目的地である試乗会場に到着してからは、チェックインしたり写真を撮ったりと記録を重ねる。試乗会の仕事を終えたところで【図2】の「ドライブを終了」をタップ。「スクラップブックを作る」というボタンが現れたので、それをタップ。テンプレートを選ぶ画面へと移る。現在は4つのテンプレートが用意されているが、今後さらに種類が増えるそうだ。

テンプレートを選んだら使う写真を5枚選ぶ。仲間と出かけたドライブなら友だちとの写真になるのだろうが、業務ゆえ編集部男性3名の写真を撮る気は起きず、結果、風景写真が中心に…。最後にベストショットを選択し、目的地を入力すると【図4】のようなスクラップブックが完成する。これをTwitterに貼り付けてつぶやいたり、Facebookに投稿することもできるし、画像として写真フォルダにも残っているのでメールで送ることもできる。このように一緒に出かけた仲間との“思い出”が形に残せ、それを簡単に共有することができる。スクラップブックにはルートやチェックインした場所、写真を撮った場所も記載されているので、ただ写真を共有するより「あの場所でこんなことしたよね」など旅の内容を思い出しやすい。ドライブ記録としても非常に便利に使えるはずだ。

Text/籠島康弘

スバルがリリースした「Drive Scrapbook」。ドライブ中の写真を簡単にスクラップブックに。iOS版/無料。条件/iOS 4.3以上。詳細はitunesで確認を

スバルがリリースした「Drive Scrapbook」。ドライブ中の写真を簡単にスクラップブックに。iOS版/無料。条件/iOS 4.3以上。詳細はitunesで確認を

【図1】起動するとこの画面に。1つのテンプレートに5枚の写真を載せる。たくさん写真を撮った場合は別写真で別バージョンを作るとこともできる

【図1】起動するとこの画面に。1つのテンプレートに5枚の写真を載せる。たくさん写真を撮った場合は別写真で別バージョンを作るとこともできる

【図2】ドライブ中は軌跡と自車位置をマップ上に表示。ちなみにGPSを利用するのでトンネル内などでは自車位置の補足が止まる。Facebookのログイン設定をしておけばチェックイン機能も使える

【図2】ドライブ中は軌跡と自車位置をマップ上に表示。ちなみにGPSを利用するのでトンネル内などでは自車位置の補足が止まる。Facebookのログイン設定をしておけばチェックイン機能も使える

【図3】撮影した写真はモノクロやセピアなどに色調を変更できる。あらかじめドライブテーマを考えておくと、より楽しいスクラップブックができそうだ

【図3】撮影した写真はモノクロやセピアなに色調を変更できる。あらかじめドライブテーマを考えておくと、より楽しいスクラップブックができそうだ

【図4】今回のスクラップブックがこれ。人物がいないと寂しい雰囲気に…。なお、撮影した写真や作成したスクラップブックは写真フォルダに保存されるので、後で作り直すこともできる

【図4】今回のスクラップブックがこれ。人物がいないと寂しい雰囲気に…。なお、撮影した写真や作成したスクラップブックは写真フォルダに保存されるので、後で作り直すこともできる