一家に1台ならぬ車に1台欲しいイオン発生機(シャープ:プラズマクラスターイオン発生機)

乾燥した車内でも効果が落ちにくいのがプラズマクラスター

プラズマクラスター 使用
プラズマクラスター スイッチ
車内は第2のリビングルーム。ロングドライブや長時間の渋滞を考えれば、第2とはいえ、むしろリビングルームよりも快適にしておきたくなるもの。そこで注目したいのが、今、話題のイオン発生機です。空気清浄機をはじめエアコンや洗濯機やドライヤーにまで、その技術が応用され、ますます活躍のシーンが広がっています。その理由は、効果が実に多彩だからです。どんな効果が期待できるのかは後ほど!

数あるイオン発生機の中から選んだのが、シャープの「プラズマクラスターイオン発生機IG-DC15」。一般的にイオン発生機は、イオンの働きを長持ちさせるために、イオンそのものを水分子で包んでいます。少々強引に言えば、オブラートのようなものです。この水分子は空気中の水分を利用しているのですが、シャープのそれは水分子の量が控えめ。乾燥した車内でも効果が落ちにくいのがプラズマクラスターなのです。

開封して取り出した第一印象は、一見タンブラー。タンブラーって、スターバックスなどでも見かけるフタ付きのボトルですね。それもそのはず、これの定位置はカップホルダー。スポッと入るサイズになっているので、タンブラーのような形状になるのはごく自然なのです。さて、3色ある中からゴールドを選んだのですが(他はブラックとレッド)、塗装もシッカリしていて高級感があります。プレミアムセダンでもインテリアにシックリと馴染みそう。しかも、吹き出し口にブルーのイルミネーションが内蔵されていて、インテリアのアクセントにもなります。

シガーソケットに電源をさして、早速スイッチオン。風量は、弱・標準・ターボの3段階の切り替え方式になっています。エンジンをかけた室内では、どのモードでも「ブォー」といった送風ノイズが気になることはありません。さすが車載専用機と思わされたのは、エンジンをオン/オフしてもちゃんと状態が記憶されていること。再始動したときも前回使用時と同じモードで動いてくれます。これは賢い!

一度使うと手放せなくなる。ニオイにもお肌にも効果アリ

プラズマクラスター
ここでちょっと雑学タイム。プラズマクラスターの働きは、空気中の水分からプラスイオンとマイナスイオンをプラズマ放電で作り出すこと。プラスイオンとは「H+」であり、マイナスイオンは「O2-」です。これは「OHラジカル」と呼ばれ、電気的にみれば不安定な状態なので、カビ菌や浮遊菌の表面に付着すると、菌のタンパク質から水素(H)を奪い取って分解するのです。その結果、OHラジカルはH2Oに戻るので殺菌剤などとは違って無害。つまり、小さなお子様がいても安心です。

そんなプラズマクラスターの働きによって期待できる効果とは、すでにあげた除菌に加え、ダニの糞や死骸が原因のアレル物質の抑制。またウイルスの作用も抑え、ペットやタバコなどの臭いも消臭します。さらには美肌効果もあるというのですから、人気の理由も理解できます。

しばらく使っていても、目に見えない除菌などはなかなか判断できるものではありません。でも、森林浴のような爽快感は単なる空気清浄機以上。イオン発生機をオンにしているだけで、とっても気持ちが良いんです。感心させられたのは、ファーストフードのドライブスルーを抜けてハンバーガーを頬張ったのですが、「ターボ」モードにすると、ハンバーガー独特のあのニオイがすぐに消えました。これなら、大切な人を迎えに行くときも、気兼ねなく車内で食事ができますね。

駆け足のレビューになってしまいましたが、ずっと使っているとお肌がスベスベになるかもしれないので、当分、イオン発生機は使い続けたいです。これがあると車の中にいるだけで気分も良くなって楽しいですね。ちなみに、オプションのACアダプターを購入すると、リビングやお部屋でも使えるとのこと。標準モードで24時間使いっぱなしでも電気代は約1.2円/日。無駄なくお得に使えるのでオススメですよ!

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