ファインチューニングカー中心の日産GT-R 【SEMA SHOW 2009】
2009/11/09
海外でも熱い視線を集める“ジャパニーズ・スーパーカー”
性能を向上させるファインチューニングカーが目立つ
車名からスカイラインがなくなり“日産 GT-R”となったモデルは、誰が運転しても速く楽しく安心なスーパーカーを目指したハイパフォーマンスモデルとなった。空力を考え機能に裏づけられた、エッジの立ったデザインに仕上げられたボディは、GT-RのDNAを継ぐ証明として丸目のリアランプが採用されている。
新ミッドシップパッケージは、フロントミッドシップ化を可能とした駆動方式独立型トランスアクスル4WDを採用、グリップ荷重を最適化。走行中でも走行モードを切り替えられる装置なども含め、最新技術を惜しげもなく投入されている。また素材にもカーボンやアルミが効果的に使用される。480ps/60kg-mという3.8LのV6ツインターボエンジンは、2ペダルMTのデュアルクラッチトランスミッションと組み合わせる。
2009年2月には、ターボチャージャーの過給圧を一時的に高め、最大トルクを62.0kg-mまでアップさせるハイギヤードブースとや、チタン合金を採用したエグゾーストシステムを装備し排気効率を高めることなど、さらに性能を高めたスペックVが追加になっている。
そもそも新車時の価格も高く、まだ登場したばかりということもあり、まだまだカスタムベース車としては敷居は高いGT-R。だが、アメリカでの人気も日本国内の人気に劣らず高く、SEMA SHOWでは純粋に性能をアップさせるファインチューニングカーが中心のようだ。
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