排気量アップした新型エンジンを搭載
パワー&トルクはもちろん静粛性も向上!

写真:篠原晃一 文:高山正寛

PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説

3タイプあったエンジンを排気量アップし新型に変更
  • スズキ エスクード エンジン|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード シフトレバー|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード ESPスイッチ|ニューモデル試乗
今回のマイナーチェンジでは外装よりも中身で勝負!エンジンを2L→2.4L、2.7L→3.2Lと排気量を拡大、同時にオフロードで走破性を高めるHDC(ヒルディセントコントロール)も設定。

DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説

オンロードの静粛性が大幅に向上。悪路走破性はさすが
  • スズキ エスクード オフロード 走り|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード アルミホイール|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード メーター|ニューモデル試乗
売れ筋である2.4Lは確実にパワー&トルク、そして静粛性が向上していることがわかる。また急な下り坂でもHDCのおかげで安心して下りることができる。

SPACE室内空間の広さや演出を解説

燃費情報などを表示する新型メーターを採用
  • スズキ エスクード リアシート|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード フロントシート|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード ラゲージ|ニューモデル試乗
元々完成度の高いインパネ回りだが、今回燃費計や航続可能距離を表示するマルチインフォメーションメーターを追加、クルーズコントロールも装備する

OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証

まだ間に合うか、買うなら特別仕様車を狙え!
  • スズキ エスクード フロントマスク|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード ラゲージアンダーボックス|ニューモデル試乗
  • スズキ エスクード インパネ|ニューモデル試乗
同時に発売された1000台限定の“ヘリーハンセンリミテッド”、そもそも設定のない電動サンルーフや2.4LにはオプションのESPが付いて超お買い得である。

SPECIFICATIONS

グレード 2.4XG
駆動方式 4WD
トランスミッション 4AT
全長×全幅×全高(mm) 4420×1810×1695
ホイールベース(mm) 2640
車両重量(kg) 1620
乗車定員 5人
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 2393
最高出力 122kW(166ps)/6000rpm
最大トルク 225N・m(22.9kg-m)/4000rpm
車両本体価格 219.45万円

RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する

EQUIPMENT(装備)

2.4XGにはオートエアコン、オートライトシステムなどが標準装備されるが、ベース車はオーディオレスのため星2つ。

SAFETY(安全性)

車両安定デバイスのESPはサイドエアバッグなどとセットオプション、3.2L車同様に全グレード標準装備を望みたい。

ECO(環境性能)

低排出ガス基準は50%低減レベル、平成22年度燃費基準が5MTで+5%達成というのがやっと。性能向上に期待したい。

MILEAGE(燃費)

10・15モード燃費は10.6km/L、車両重量とフルタイム4WD搭載車としてはまずまずの数値。3.2L車は9.2km/Lとなる。

VALUE(バリュー)

今回の排気量アップ等でライバル車と十分勝負できるベースはできた。性能や装備の内容から見ると買い得感は高い。

総合評価
11