軽快なフットワークが楽しめ
機能面やデザイン面にも優れた一台

PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説

ダイハツから供給されるCOOのスバルバージョン
  • スバル デックス エンジン|ニューモデル試乗
  • スバル デックス シフトレバー|ニューモデル試乗
  • スバル デックス イルミネーション|ニューモデル試乗
トヨタ、ダイハツとの協力関係から生まれたCOOのOEM供給モデル。インプレッサとの競合を防ぐために1.3LエンジンのFF&AWDのみをラインナップする。

DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説

意外と言っては失礼だが、なかなか軽快なフットワーク
  • スバル デックス 走り|ニューモデル試乗
  • スバル デックス アルミホイール|ニューモデル試乗
  • スバル デックス メーター|ニューモデル試乗
ハードウエアはCOOそのままだが、フットワークは軽快。難を言えば荒れた路面でのサスの追従性をもう少し頑張ってほしい。接地感も落ち着かない感じだ。

SPACE室内空間の広さや演出を解説

240mmシートスライドなど、使い勝手は良い
  • スバル デックス リアシート|ニューモデル試乗
  • スバル デックス フロントシート|ニューモデル試乗
  • スバル デックス ラゲージ|ニューモデル試乗
bBのラブラブ仕様(?)のシートではなく、COOがベースなので、後席には240mmのシートスライド機構が付く。6:4の分割可倒機構など使い勝手は良い。

OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証

エクステリアのデザインは3車種中一番イケテルと思う
  • スバル デックス フロントマスク|ニューモデル試乗
  • スバル デックス エンブレム|ニューモデル試乗
  • スバル デックス インパネ|ニューモデル試乗
デックスのエクステリアはレガシィのデザイナーが担当。スバルらしい「押し出し」もうまく表現できている。ハイトワゴンがなかったスバルユーザーには朗報か。

SPECIFICATIONS

グレード 1.3i-S
駆動方式 FF
トランスミッション 4AT
全長×全幅×全高(mm) 3800×1690×1635
ホイールベース(mm) 2540
車両重量(kg) 1060
乗車定員 5人
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1297
最高出力 68kW(92ps)/6000rpm
最大トルク 123N・m(12.5kg-m)/4400rpm
車両本体価格 170.94万円

RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する

EQUIPMENT(装備)

オーディオはレス設定なので星2つ。ただし1.3i-L以上は6スピーカーや15インチアルミホイールを標準装備する。

SAFETY(安全性)

ベースのCOOの1.5L(FF)車にはVSC(横滑り防止装置)がメーカーオプション設定。1.3L車にはそもそも設定がないのが残念。

ECO(環境性能)

低排出ガス性能は全グレード4つ星を獲得。FF車は平成22年度燃費基準達成とレベルアップに期待したい。

MILEAGE(燃費)

10・15モード燃費は16.4km/L。都内中心の実走テストでも14.1km/Lと落ち込みは少ない。AWD車は15.2km/Lとなる。

VALUE(バリュー)

テストした1.3i-SのFF車は170万9400円。アルミやMOMO製ステアリングなど充実した装備も付くが、やや高めの印象。

総合評価
12
RATING 総合評価|ニューモデル試乗
写真:篠原晃一、尾形和美 文:高山正寛