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ランドローバー レンジローバースポーツ (島下泰久)【ニューモデル試乗】
ランドローバー レンジローバースポーツ (島下泰久)【ニューモデル試乗】
2014/01/06

オートバイオグラフィ ダイナミックを手に入れて、ワインディングロードでカイエンあたりと張るのもいいかもしれないが、オススメはHSEもしくはSE。これをサラッと乗りこなせたらカッコ良い。というか筆者自身、今コレ、かなり欲しくなっているのだ
買い得感サイコーの新たな本命がついに登場
きっと待っていた人は多い
きっと待っていた人は多いと思う。何しろ新型レンジローバースポーツは、レンジローバーと基本的に共通のオールアルミモノコックボディを採用した。それでいて価格は798万円からと従来と大きく変わってはおらず、今や相当な高額車になってしまったレンジローバーに比べて400万円以上も安い、まだまだ身近な範囲に収まっている。誰がどう考えても、買い得感は抜群なのである。
骨格は共通でもボディサイズはレンジローバーより150mm短く、また65mm低い。大胆なイヴォークと上質感のレンジローバーのいいとこ取りといった態のスタイリングは、個人的にはレンジローバー以上にカッコ良く見えるほどだ。
それでいて、3列シート7人乗り仕様も揃うのは面白いところ。これで俄然、射程圏内に入るという人も多いだろう。
パワートレインはオートバイオグラフィ ダイナミックにV型8気筒5L、HSEとSEにV型6気筒3Lのいずれもスーパーチャージド・ユニット。これに8 速ATを組み合わせる。
オススメは小気味良いスポーティ感の3L
V型8気筒は最高出力510psにも達するだけに、血の気が引くほど速い。コーナーでもクイックなステアリングとリアのトルクベクタリング機構のおかげでグイグイ曲がる。ただし、オプションの22インチタイヤはさすがにやりすぎ。グリップが強すぎてかえってロールが増し、乗り心地も期待ほどしっとり感がない。
そこへいくとV型6気筒は良かった。パワーは十分にあるし、フィーリングだって、むしろ小気味良いスポーティ感が車によく合っている。こちらは19インチタイヤを履く仕様で、快適性もフットワークも軽快感が際立っていた。
そんなわけでオススメは3L。競争しないなら動力性能は十分だし、この軽快さが日常をスポーティに演出してくれるような気がしてならないからである。
オールアルミ製モノコックボディや軽量のサスペンション設計などにより、旧型と比べて最大240kgの軽量化が図られている

燃費は最大で約40%向上し、アイドリングストップ機能も付いた。0-100km/hの加速はV8が5.3秒、V6が7.2秒をマークする

マッサージ機能やシートヒーター/クーラーなどといった快適装備も充実している。乗車定員が7名になる3列目シートはオプションとなる
SPECIFICATIONS
| グレード |
Autobiography Dynamic |
| 駆動方式 |
4WD |
| トランスミッション |
8AT |
| 全長×全幅×全高(mm) |
4855×1985×1800 |
| ホイールベース(mm) |
2920 |
| 車両重量(kg) |
2410 |
| 乗車定員(人) |
5 |
| エンジン種類 |
V8DOHCスーパーチャージド |
| 総排気量(cc) |
4999 |
| 最高出力[ps/rpm] |
510/6500 |
| 最大トルク[N・m/rpm] |
625/2500 |
| 車両本体価格(万円) |
1260 |
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<h3>買い得感サイコーの新たな本命がついに登場</h3>
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<h4>きっと待っていた人は多い</h4>
<p>きっと待っていた人は多いと思う。何しろ新型レンジローバースポーツは、レンジローバーと基本的に共通のオールアルミモノコックボディを採用した。それでいて価格は798万円からと従来と大きく変わってはおらず、今や相当な高額車になってしまったレンジローバーに比べて400万円以上も安い、まだまだ身近な範囲に収まっている。誰がどう考えても、買い得感は抜群なのである。
<br /><br />
骨格は共通でもボディサイズはレンジローバーより150mm短く、また65mm低い。大胆なイヴォークと上質感のレンジローバーのいいとこ取りといった態のスタイリングは、個人的にはレンジローバー以上にカッコ良く見えるほどだ。
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それでいて、3列シート7人乗り仕様も揃うのは面白いところ。これで俄然、射程圏内に入るという人も多いだろう。
<br /><br />
パワートレインはオートバイオグラフィ ダイナミックにV型8気筒5L、HSEとSEにV型6気筒3Lのいずれもスーパーチャージド・ユニット。これに8 速ATを組み合わせる。
<br />
</p>
<h4>オススメは小気味良いスポーティ感の3L</h4>
<p>V型8気筒は最高出力510psにも達するだけに、血の気が引くほど速い。コーナーでもクイックなステアリングとリアのトルクベクタリング機構のおかげでグイグイ曲がる。ただし、オプションの22インチタイヤはさすがにやりすぎ。グリップが強すぎてかえってロールが増し、乗り心地も期待ほどしっとり感がない。
<br /><br />
そこへいくとV型6気筒は良かった。パワーは十分にあるし、フィーリングだって、むしろ小気味良いスポーティ感が車によく合っている。こちらは19インチタイヤを履く仕様で、快適性もフットワークも軽快感が際立っていた。
<br /><br />
そんなわけでオススメは3L。競争しないなら動力性能は十分だし、この軽快さが日常をスポーティに演出してくれるような気がしてならないからである。</p>
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<td>Autobiography Dynamic</td>
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<td>4WD</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">トランスミッション</td>
<td>8AT</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">全長×全幅×全高(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">4855×1985×1800</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ホイールベース(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">2920</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両重量(kg)</td>
<td>2410</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">乗車定員(人)</td>
<td align="center" colspan="3">5</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">エンジン種類</td>
<td>V8DOHCスーパーチャージド</td>
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<tr>
<td class="td-title">総排気量(cc)</td>
<td>4999</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最高出力[ps/rpm]</td>
<td>510/6500</td>
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<p>きっと待っていた人は多いと思う。何しろ新型レンジローバースポーツは、レンジローバーと基本的に共通のオールアルミモノコックボディを採用した。それでいて価格は798万円からと従来と大きく変わってはおらず、今や相当な高額車になってしまったレンジローバーに比べて400万円以上も安い、まだまだ身近な範囲に収まっている。誰がどう考えても、買い得感は抜群なのである。
<br /><br />
骨格は共通でもボディサイズはレンジローバーより150mm短く、また65mm低い。大胆なイヴォークと上質感のレンジローバーのいいとこ取りといった態のスタイリングは、個人的にはレンジローバー以上にカッコ良く見えるほどだ。
<br /><br />
それでいて、3列シート7人乗り仕様も揃うのは面白いところ。これで俄然、射程圏内に入るという人も多いだろう。
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パワートレインはオートバイオグラフィ ダイナミックにV型8気筒5L、HSEとSEにV型6気筒3Lのいずれもスーパーチャージド・ユニット。これに8 速ATを組み合わせる。
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<h4>オススメは小気味良いスポーティ感の3L</h4>
<p>V型8気筒は最高出力510psにも達するだけに、血の気が引くほど速い。コーナーでもクイックなステアリングとリアのトルクベクタリング機構のおかげでグイグイ曲がる。ただし、オプションの22インチタイヤはさすがにやりすぎ。グリップが強すぎてかえってロールが増し、乗り心地も期待ほどしっとり感がない。
<br /><br />
そこへいくとV型6気筒は良かった。パワーは十分にあるし、フィーリングだって、むしろ小気味良いスポーティ感が車によく合っている。こちらは19インチタイヤを履く仕様で、快適性もフットワークも軽快感が際立っていた。
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そんなわけでオススメは3L。競争しないなら動力性能は十分だし、この軽快さが日常をスポーティに演出してくれるような気がしてならないからである。</p>
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<p class="mT5"><!-- short sentence start -->問答無用に大人。それが老舗ブランドである。できればビスポークを極めて乗ってみたいもの。シブい色で乗られがちだけれども、こういう車こそリセールなんぞ考えずに派手めのコーディネイトで。モーター1個くらい噛ましてエコ気取りがさらにあればなお良い<!-- short sentence end --></p>
<h3>最高のダイエットに成功した大スター</h3>
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<h4>ダイエット効果をいきなり実感</h4>
<p>そもそも2トンを超える車とはいえ、その約1割にあたる200kg近い減量の成果が、まずは検証のマトだった。スーパーチャージャー付きが本命だろうと、小手調べ的にさほど期待せず乗り込んだ自然吸気(NA)エンジン仕様で驚いた。ダイエットの効果を、いきなり実感することができたからだ。
<br /><br />
これまでのレンジローバーには、いかにもクロスカントリー4駆らしい独特の重さ感覚=大きなタイヤがのっそりと動き出すようなフィールがあって、走り出した瞬間からやたらと大きさを感じさせられたもの。ところがこの新型はNAでも、アクセルを踏んだ本人が思わず、「うわあっ」と声を上げてしまうほどに反応よく走り出す。
<br /><br />
軽さがそのまま走りの小気味よさに繋がるのはモノの道理なわけだけれども、8速化されたオートマチックの変速に拠るところも大きいはず。ポンポンポーンと軽妙にギアを上げてゆき、車速にのってゆくフィーリングもまた、従来のライドテイストにはなかったものだ。
<br />
</p>
<h4>「金持ちケンカせず」の乗り味</h4>
軽快レンジローバー。時代は変わった。
<br /><br />
加えて、何と静かなことか! 街中から高速道路まで、まるでシンと静まりかえって走る。下手なプレミアムサルーンより静か、だ。80km/hまでは乗り心地も極上で、その尋常ならざる静けさと相まって、実にゆったりとした気分に浸れる。「金持ちケンカせず」の乗り味をロールスロイスファントム級に実現したあたり、伝統も守った。
<br /><br />
スーパーチャージドV8搭載グレードにも試乗してみたが、確かに速かったし、それを一度知ってしまうとNAに物足りなさを覚えるのもまた事実。
<br /><br />
けれどもそのために最低でも+260万円が必要になってくるわけで、コストパフォーマンス的に考えれば、スーパーチャージャーって微妙。もっとも、コストパフォーマンスで語っていい車じゃありませんが。</p>
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<div class="col-left">
<h4>SPECIFICATIONS</h4>
<div class="spec">
<table>
<tbody><tr>
<td class="td-title">グレード</td>
<td>AUTOBIOGRAPHY</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">駆動方式</td>
<td>4WD</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">トランスミッション</td>
<td>8AT</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">全長×全幅×全高(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">5005×1985×1865</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ホイールベース(mm)</td>
<td align="center" colspan="2">2920</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両重量(kg)</td>
<td>2520</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">乗車定員(人)</td>
<td align="center" colspan="3">5</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">エンジン種類</td>
<td>V8DOHCスーパーチャージド</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">総排気量(cc)</td>
<td>4999</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最高出力[ps/rpm]</td>
<td>510/6500</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最大トルク[N・m/rpm]</td>
<td>625/2500</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両本体価格(万円)</td>
<td>1670</td>
</tr>
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<div class="author">Tester/西川淳 Photo/向後一宏</div>
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<h3>“ジェントル&スポーティ”なアニキとは異なる個性を発揮!</h3>
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<h4>こいつはレンジローバーとは別モノだ</h4>
<p>この車の発表は3月のNYモーターショーだった。プレスデー前夜に特設ステージの前で陣取っていると、目の前に勢いよく走り込んできた。降りてきたのはダニエル・クレイグ。そう、ジェームス・ボンドだ。その後7月に英国の貸し切り飛行場で試乗した1台だ。
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さて、そんなレンジローバースポーツが日本に上陸した。まさにジェントル&スポーティなモデルだけに注目度は高い。
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特徴は従来ディスカバリーと共有していたシャシーフレームをオリジナルでこしらえたこと。アルミフレームはレンジローバーと同時に設計されたものだが、75%のパーツが専用というから立派。それだけ強いこだわりを感じる。
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で、そのこだわりは個性としてしっかり表現される。今回あらためてステアリングを握ってそれを確信した。「こいつはレンジローバーとは別モノ」だと。
<br />
</p>
<h4>キラーカイエンターボ</h4>
<p>それを如実に体感できるのは5L V8スーパーチャージドのオートバイオグラフィ ダイナミック。スターターを押した直後のブリッピングからして違う。猛獣のうなり声のようなヴォン! という音が響く。走り出しもそう。低速から太いトルクがグイグイ引っ張る。ドライバーはアクセルを踏む足に力が入る。
<br /><br />
そこからの加速はもはやSUVであることを忘れさせる。向こうの景色がビュンビュン目の前に迫ってくる感覚はド級のGTカー。思わず口元がニヤけてしまう。そりゃそうだ。考えてみれば500psを超えている。それと同時にものすごい安定感に驚く。ステアリングは正確でボディとの一体感も強い。それに乗り心地も文句なし。エアサスのセッティングは自然な乗り味を再現し、足を突っ張った感もない。
<br /><br />
うん、これはいい。そこで頭に浮かんだのは「キラーカイエンターボ」。なるほど、こだわりはそこかもしれない。</p>
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