リフトアップシート|自動車なんでも用語集

リフトアップシート(りふとあっぷ・しーと)/[装備]

シートが90度回転しながら車外へスライドダウンし、身障者や高齢者の乗降を手助けするトヨタ自動車の福祉車両用パッセンジャーシート。

エスティマやハイエース、ラクティスなど、1BOXやミニバンの左後部座席に装着されたものがサイドリフトアップシートであり、助手席に装着されている場合は、助手席リフトアップシートと呼ばれている。

また、シートの回転操作が手動の標準タイプ、全自動の電動アシストタイプ、さらにそのまま車椅子としても使える脱着タイプなどがある。

他メーカーも福祉車両に同様のシートを採用している。メーカーによって名称が異なるが、ホンダ、マツダはトヨタ同様リフトアップシート、そのほかスライドリフトアップシート(日産)、ムービングシート(三菱)、ウイングシート(スバル)、回転スライドシート(スズキ)、シートリフト(ダイハツ)などとなる。