インジケーター|自動車なんでも用語集

インジケーター(いんじけーたー)/[安全]

英語で、指などで指す/注意を向ける/ 示す/表す、などを意味する単語を「インジケート」という。そこから転じて、インジケーターとは、ドライバーに車の状態を示すもののことをいう。

前述のように「インジケート」には、指などで指すという意味もあり、メーターそのもののことも意味していたようだが、時代が進むにつれ、メーターパネル内の各種警告灯を表す言葉に変わっていったようだ。写真のスピードメーター周辺に並ぶアイコン状に散らばるランプがそうだ。つまり、運転中に点いてはいけない車両の異常を示すランプをかつてはインジケーターと呼んでいた。

環境問題が声高に叫ばれる昨今、写真のメーターパネル上段に並んでいるような、エコ運転をドライバーに促すインジケーターも登場している。また、ボルボ車やマツダ CX-7などに採用される車両斜め後方から接近する車の存在を教えるインジケーターのように、メーターパネルを飛び出してドアミラーなどに配置されるものもある。

新しい技術の導入などで、ドライバーと車とのより円滑なコミュニケーションの手助けとして、今後一層インジケーターの役割は増えていくことだろう。