「だってカッコいいじゃない!」SUVを選ぶ理由はシンプルでもいい!?
2019/07/19
買ったら楽しそうな毎日がやってきそうなSUV。でも、何を選ぶ?
車を買ったら、夢が膨らみますよね。中でも夢をたくさん与えてくれるのが昨今のSUVではないでしょうか。
海へ山へ、アクティビティを楽しみに出かけたり、新たなスポーツを始めたり……。
買ったSUVに乗ってその場所へ出かける、そんなアクティブな自分を想像するだけでワクワクしちゃいます。
SUVの定義は様々ありますが、一般的にはセダンでも、ワゴンでも、ミニバンでもないジャンル。
クロスカントリー4WD風のスタイルと力強いイメージや悪路走破性をもちつつ(車種による)、乗用車同様の設計や高い快適性が与えられた「クロスオーバーSUV」が、SUVのメインストリームではないでしょうか。
この「乗用車に近い設計と性格」が与えられたモデルの始まりは、1994年に登場した「トヨタ RAV4」でした。
その後、日本をはじめ世界各国でSUVが登場。通常のハッチバックをSUV風に仕立てた車種や、新規設計の車種を含め、各メーカーの主力車種にまで成長しました。
クーペスタイルなどバリエーションも大きく増えましたが、基本的には居住性もよく積載性も良好な車種が多く、実用性が高いのも魅力です。
しかし、逆に言えば様々なメーカーからたくさんの車種が出ていますので、どれを選んだらいいか、迷ってしまいそうですよね。
使い方を考えたら、必ずしも「4WD」じゃなくていい!?
SUVが欲しい! でも何を選ぶの? と迷ったら、自分が「果たしてどんなふうに車を使うのか」を考えてみるといいかもしれません。
前述のとおり、SUVにはクロスカントリー4WDに匹敵する悪路走破性を誇る車種もあります。
しかし、アウトドアが好きだとしても、信じられないほどの荒れたガレ場や林道を踏破できるような「クロスカントリー車の4WD性能を生かしきる」機会は、道路環境が整備された現代では多くありません。
そもそも、一般的なSUVの4WD性能は十分に高く、それなりの悪い路面や傾斜でも安心して走ることができます。
そこまでの悪路走破性が必要ない、河原でキャンプ、雪道を走ってスキーに行く、などの用途でしたら、乗用車やスポーツカーよりも道路から車体下部の高さ(最低地上高)があるSUVは、2WDでも安心して入っていくことができます。
つまり、キャンプもスポーツも、スキーもするけれど、実際には舗装された路面がほとんどで、しかも車を使う場面がほぼ街中や生活圏である場合……実は、4WDじゃなくてもいいのです。
SUVには二輪のみ駆動する「2WD」モデルがたくさんあり、部品が少なくなった分価格も安く、四輪を動かしている4WDに比べたら燃費も良くなります。
4WDじゃなくて大丈夫? という心配もご無用。最新2WD・SUVには、安全装備も充実、雪道モードなどを備える車種もあり、そういったモデルなら2WDでも悪路を乗り越える力が高いのです。
つまり、4WDでなくても困ることはほぼない、とも言えるのです。
街乗りに最適!「タフギア」感と「ジープの伝統」あふれるジープ レネゲード
そこで、SUVを買ってアクティブに楽しみたい、でも街乗りでカッコよく決めたい! というアナタにオススメなのが、ジープ レネゲードです。
モノコック構造のSUVで乗り心地や操縦安定性にも優れ、快適な装備を多く備えているため、日常での買い物や週末のドライブにも大活躍します。
特にうれしいのは、全長が4.2mほどという、小型ハッチバック車ほどのコンパクトなボディサイズ。見晴らしも良く四角い車体なので、初心者でも運転しやすいSUVです。
そして何よりジープ レネゲードを特徴づけるのは、その内外装デザイン。
ジープとは、アメリカを代表するクロスカントリー車のブランドで、戦場で鍛えられた堅牢さと機能性、本格クロスカントリー車の悪路走破性、たくましくワイルドな雰囲気、頼もしいイメージなどの「タフなギア(道具)感」があります。
そのブランドを背負うジープ レネゲードもまた、丸いヘッドライトや8本スリットのグリル、台形のホイールアーチなど、ジープの原点「ウイリスMB」をデザインモチーフにしており、ジープの名にふさわしいスタイルをもっています。
え、2WDのSUVの話ではなかったの? ということですが、このジープ レネゲード、現行モデルで見ると、「ロンジチュード」「リミテッド」「トレイルホーク」という3グレードのうち、トレイルホーク以外は何と2WDなのです。
SUVで2WDでもいいじゃない! という選択が、間違っていないことがわかります。ジープ レネゲードに限らず、2WD・SUVは、世界各国でラインナップされているのです。
ジープレネゲードは中古車でも掲載多し! 色もグレードも豊富で選びやすい
ジープ レネゲードは、フィアットとの共同開発により2015年に登場。9月からは日本でも正規販売が開始されました。
2019年7月12日時点でのカーセンサー掲載台数は約165台で、平均価格は約270万円です。
発売当時に売られていた「オープニングエディション」から、「リミテッド」「ロンジチュード」「トレイルホーク」の他、限定車の「75thエディション」「セーフティエデョション」などの限定車を含めバリエーションが豊かにあり、黒や赤、白、黄色など、様々なボディカラーから選ぶことができます。
普段使いでさらっと、タフなワイルドなイメージのジープブランドを乗りこなす! とってもカッコいいと思います。
日常生活の買い物にも、週末のキャンプにも大活躍できる「頼もしくてかっこいいタフギア」、ジープ レネゲードの2WDというチョイスはいかがですか?
イラストレーター/ライター
遠藤イヅル
1971年生まれ。大学卒業後カーデザイン専門学校を経て、メーカー系レース部門のデザイナーとして勤務。その後転職して交通系デザイナーとして働いたのち独立、各種自動車メディアにイラストレーター/ライターとしてコンテンツを寄稿中。特にトラックやバス、商用車、実用的な車を好む。愛車はプジョー 309とサーブ 900。
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