この安さは厳選と値付け努力のたまもの。総額32.4万円の激安BMW 3シリーズを見てきた! ちゃんと動かないんじゃないの? って思ってたけど……
カテゴリー: 特選車
タグ: BMW / 3シリーズ / カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー / てんちょ~
2019/01/07
価格の安い中古車ってボロボロ? 実際のところどうなのか見に行ってきました!
皆さんこんにちは。編集部てんちょ~です。
価格が安い中古車ってすぐダメになっちゃいそうな印象があります。
安いに越したことはないとはいっても安すぎるのも考えものです。
そこで! 激安の中古車って本当にダメなのか直接お店に行って確かめてきました!
今回、見に行ってきた物件は、中古車注目度ランキング『カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2018』で8位に入賞したBMW 3シリーズをチェックします!
最安価格帯のBMW 3シリーズ(総額32.4万円)を見に神奈川県藤沢市にあるラビット 藤沢湘南台店へ!
安かろう悪かろうではなく“買い取り”かつ“販売価格の設定”を努力している車だから安い!
―――この3シリーズ、安すぎません? ちゃんと動くんですか?? 輸入車という部分もユーザーには気になるところかと
大倉さん:多少傷やへこみはありますが、悪い車ってわけではありません。買い取りさせていただいた車で、つい先日までユーザー様が乗っていた車なので、動かないなんてこともありません。納車前には12ヵ月点検も行うので安心して乗っていただけます
―――じゃあ、どうしてこんなにお安いんですか??
大倉さん:自社で買い取りを行い仕入れている車です。また、地域の同車種の価格を調査し、地域No.1の価格を目指し設定を行っています
―――なるほど。ラビットさんが販売しているのは知りませんでした。なぜ利益を削ってまで地域No.1を目指すのですか?
大倉さん:はい、元々買い取りのみを行っていて、販売を始めたのは最近です。買い取りだけでなく販売もやっていて車が安く買える、ということを地域の皆さんにわかってほしいこともあり、値付けを頑張っています
この車の安さの秘密は、自社買取であるということと地域に密着したい、という思いからであって、決してオンボロだから安いというわけではありませんでした!
こちらのお店に足を運べない方のために、安値のBMW 3シリーズを買う場合、どのような点に注意したらよいかを大倉さんに聞いてみました。
エンジンにオイルはにじんでないか、電装品はきちんと作動するかしっかり確認!
―――記事を読んでくれる日本全国の読者に、BMW 3シリーズを買うときに気にした方がよい点を伝えておきたいのですが、どの辺に注意すべきでしょうか?
大倉さん:BMWをはじめ輸入車に言えることなのですが、まずはエンジンにオイルのにじみ跡がないかは確認したいところです。後は電装品も故障がないかチェックした方がよいです。私たちは仕入れの際、真っ先に確認する部分です
―――どのように良し悪しを判断すればよいでしょうか?
大倉さん:オイルに関してはエンジンルーム内を隅々まで見るといいと思います。電装関係は、一通りライトなどがきちんと作動するか実際に動かしてみるとよいでしょう。この車の場合、サンルーフも付いていますから忘れずにチェックしたいポイントです
―――他に判断する点はありますか?
大倉さん:他のお客様で気にする方が多いのが、使われ方です
―――潮風や融雪剤の影響ですね。ちなみに距離を走っている=買ってはいけない車ですか?
大倉さん:弊社の場合は販売車両すべてが買い取り車両です。その際はきちんと査定をして次のオーナーに安心して渡すことができる車を吟味してお出ししていますのでご安心ください。割合としては買い取りした車の1~2割程度が店頭に並びます
では、店長の大倉さんの案内のもと、総額32.4万円のBMW 3シリーズを見ていきましょう。
見て回ったところ想像以上にボディが艶々で、多少の傷はありますが極端に汚かったり、ボロボロだったりという感じはしないキレイな1台でした。
ユーザーから直接買い取りをし、販売している車なのでどこでどんな使い方をされてきたのかなど、車の素性がはっきりとわかるうえ、お店が厳選して店頭に並べている車なので安心して乗ることができます。
さて、今回の物件はいかがでしたでしょうか。
最安価格帯の物件でも安かろう悪かろうとは、一概には言えませんね。
皆さまも「安すぎるのも……」と言う前に、ぜひ販売店に足を運んで最安値帯の物件を見てみてください!
思ったより程度がよくて安く車を手に入れることができるかもしれません。一見の価値ありです。
それではまた次回お会いしましょう!
【関連リンク】
あわせて読みたい
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- SUVじゃなくていいじゃない! この夏、「キャンピングGT」に乗ろう!【カーセンサー8月号】
- 5年落ち以内が車両本体価格200万円以下から狙える! スタイリッシュな輸入車SUV4選
- 【名車への道】’14 BMW i8
- 本場ドイツの名門レース「DTM」が、再び注目を集めるワケ!【EDGE MOTORSPORTS】
- 残された時間はあとわずか!? 「大排気量エンジン×MT」という歓びを味わえるオススメモデル
- 愉快! 痛快! ハッチバックをもう一度。【カーセンサーEDGE 6月号】
- 【試乗】新型 BMW 2シリーズ グランクーペ│前輪駆動で室内空間向上も、今までとは一味ちがう鋭さの増した駆け抜ける歓びを備えた1台!
- アマチュアからの人気が高い量産車ベースのカテゴリー「GT4」、GT3とは違うその魅力とは?【EDGE MOTORSPORTS】
- 鋭いハンドリングとパワーで、セダンの実力を世界に見せつけるBMW M3【Back to Sedan】