3列シートSUVのマツダ CX-8がバカ売れ! もう少し安く抑えたいなら同コンセプトで中古のメルセデス・ベンツ Rクラスを狙おう!
2018/03/03
3列シートを備えたフラッグシップSUVといえば?
発売後約1ヵ月時点での累計受注台数が12,000台超えというメーカー側も想定以上の人気車種となったマツダ CX-8。
今、世界中で大人気のSUVスタイルに、しっかり大人も座れる3列目シート、そしてフラッグシップSUVながら300万円前半からという購入しやすい価格も相まって、ミニバンユーザーをも取り込んでいます。
しかし、4WDモデルを購入しようとすると、一番ベーシックなグレードでもいろいろオプションをつけたらやはり400万円近くになってしまいます。それでも輸入SUVなどに比べればまだまだお買い得価格ではあるのですが……。
そこでワタシは考えました。じゃあ中古の輸入SUVっていくらくらいなんだろうと。そしてたどり着いたのです。圧倒的に手ごろな価格になった輸入プレミアムSUV車に!!
それがメルセデス・ベンツ Rクラス(初代)です!!
どんな路面もお任せの4MATICを搭載したクロスオーバーSUV
メルセデス・ベンツ Rクラスは、日本では2006年から2014年まで販売が続けられていた隠れたロングセラー車で(一部の国では現在も販売中)、SUVとミニバン、そしてステーションワゴンを組み合わせた3列シートのクロスオーバーSUVなのです。
ボディサイズは全長が4930mmとCX-8(4900mm)とほぼ同一。その代わり横幅が1920mmと幅広で(CX-8は1840mm)、全高が1660mmとやや低い(CX-8は1730mm)ワイド&ローな安定感のあるスタイルとなっています。
日本に正規輸入されたRクラスはすべて四輪駆動の4MATICに7速ATの組み合わせで、3.5LのV6エンジンや、5L(途中で5.5Lにバトンタッチ)のV8エンジン、果てはV8 6.3Lエンジンを搭載するAMGモデルまで豊富にラインナップ。
元々走りの評価は言うまでもないメルセデス・ベンツですが、Rクラスもその例に漏れず抜群の直進安定性で、長距離移動も難なくこなしてくれます。
トレッドも広いのでコーナリングでの安定感も高く、4MATICのトラクション性能で見た目に反してアグレッシブな走りも許容してくれるのも魅力的ですね。
セカンドシートは余裕たっぷりのキャプテンシートを採用した6人乗り。2007年10月の改良ではセカンドシートが3人乗りのベンチシートに変更され、7人乗りとなっていますので、使用用途に合わせて狙う年式を選ぶといいでしょう。
ルックスは大きく分けてやや個性的な前期型と、近年のメルセデス・ベンツの他モデルと、統一感を持たせたフロントマスクに変更された後期型の2つが存在し、2010年11月のマイナーチェンジで後期型となっています。
さて、そんなRクラスの気になる価格帯ですが、なんと初期型であれば総額で100万円を切る個体もチラホラ。フェイスリフト後の後期モデルでも総額250万円~とかなりお手頃価格なのです。
もしCX-8と同じく400万円程度の予算があれば、ほぼすべてのRクラスの中古車が射程圏内となるのです。
もちろん購入後の維持費はある程度用意しなければなりませんが、当時800万円弱~1000万円オーバーの価格帯だった車が、ここまで買いやすい価格になっているということは注目すべきポイントですよ!
▼検索条件
メルセデス・ベンツ Rクラス(初代)×支払総額あり×修復歴なしこの記事で紹介している物件
あわせて読みたい
- 【フェルディナント・ヤマグチ×編集長 時事放談】自動車業界と半導体について(中編)
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- マツダ CX-8の中古車流通量が増加中! 総額250万円からの選択肢が豊富に
- 【試乗】マツダ MAZDA3ファストバック|その特徴的なデザインにも負けないパワーユニットへ進化した「SKYACTIV X」
- こんなご時世だからこそ欲しくなる! パーソナルモビリティの先駆け、スズキ ツイン
- 日産のフラッグシップモデル、4代目シーマの価格が上昇中! 気になる方は早めの行動を!
- 手にするものはすべてがアート。自然を愛するアーティストは世界で1台だけのメルセデス・ベンツ Gクラスに乗る
- 小沢コージが自動車界の勇者・救世主を探すべく「激レア変態車」の取引現場、白金の魔窟を直撃!【カーセンサーニッチ】
- メルセデス・ベンツの“異端児”CLAシューティングブレークに乗るとテリー伊藤に胸毛が生える!?
- 本場ドイツの名門レース「DTM」が、再び注目を集めるワケ!【EDGE MOTORSPORTS】