高齢の両親に安全装備付きの車を勧めたいなら、予算150万円で装備充実のモデルを狙おう!
2018/03/02
最新技術を搭載した車両にするに越したことはない!
愛する両親が悲しい事故を起こしてほしくない……それは高齢の両親を持つ方であれば多くの人が思っていること。しかし、地方に住んでいれば車は必需品ですし、都市部に住んでいても車の便利さは捨てがたいもの。
そうなってくると、親世代に乗ってもらいたいのが「自動ブレーキ」や「誤発進抑制機能」などの先進安全装備を搭載したモデルです。そこで、先日の記事では、60代の中古車購入総額の平均である約100万円(正確には99.7万円・リクルート自動車総研調べ)で狙える先進安全装備付きの車をご紹介しました。
しかし、読者のなかには「もうちょっと高機能な安全装備も付いていてほしい……」と思う方もいらっしゃるはず。確かに、100万円で狙える車にもきちんと安全装備は付いていますが、より高年式で、より高機能なものを、と考えるとちょっと厳しいのもまた事実。
そこで今回は、前回紹介した車よりもちょっとだけ高機能な安全装備の付いた車をご紹介したいと思います!
両親を説得する! 3つの作戦プラスワン!
さて、いざ買い替えようとなっても、実際に両親に買い替えてもらうのは、そううまくはいかないもの。「もう年で運転が危なっかしいから……」なんて言ってしまっては、意固地になってしまう恐れがあります。そこで試してみてほしいのが以下の作戦です。
①「子供(孫)も乗るから安全装備付きの車がいいな~」作戦
②「父さん母さんのことが心配なんだよ」作戦
③「どうせだから最新装備の車買おう」からの「手頃な価格で狙えるんだよ!」作戦
詳しくは前回記事でご説明していますので、そちらをご覧ください!
そして今回ご紹介するのはより高機能な車ということで、総額も少しアップしてしまいます。そこで、作戦③をさらに練った新たな策を考案! 題して、
④「どうせだから最新装備の車買おう」からの「少し援助するし」作戦
これはその名のとおり、「最新装備の車を買おう!」と提案。「どうせ高いでしょ……」と言われた場合に、「少しお金を出すから」と買い替えを促す作戦。親孝行という側面もあるため、両親からするとなかなか断りずらい最終奥義と言えるでしょう。
自動ブレーキ付きで総額150万円以内で狙える車たち
というわけで、今回は少しだけ高機能の車をご紹介! とはいっても、総額150万円以下で狙える車たちです。高機能な先進安全装備が付いて総額150万円なら「手頃な価格」と言えるのではないでしょうか? ぜひ検討してみてください!
60代のユーザーにはネームバリューという意味でも安心感の高いカローラアクシオ。2015年3月のマイナーチェンジで、トヨタの新しい衝突回避支援システムである「トヨタセーフティセンスC」を装着し、より安全性が向上しています。
そのマイナーチェンジ後のモデルでも、1.3Lであれば総額100万円を少し超えるくらいから、1.5Lでも150万円の予算であればかなり低走行な車両を狙うことができます。
昨年9月に2代目へとフルモデルチェンジを果たし、軽自動車としては初めて「ホンダセンシング」を装着した新型N-BOX。日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018のスモールモビリティ部門賞も受賞しています。
衝突被害軽減ブレーキはもちろん、車線内を走行できるようにステアリング操作を支援する車線維持支援システムや、前走車の速度に合わせて速度をコントロールしてくれるアダプティブクルーズコントロールなども装備されています。
そんな現行モデルも総額130万円台から狙うことができます。さすがにターボモデルは難しいですが、近距離移動ならNAでも十分の動力性能です。
前回の100万円以内でも登場したフォルクスワーゲン・up!の衝突被害軽減ブレーキは、30km/h未満の作動に限られていましたが、こちらのゴルフは全速度域で作動する「フロントアシストプラス」となってさらに安全性がアップ。
さらに後部座席含めて9つのエアバッグや、ドライバー疲労検知システムなども搭載して全方位で事故を防ぐように作られているのです。
輸入車初の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車両でもある同車も、中古となると総額120万円台から探すことができるのですから見逃す手はありませんね。
あくまで衝突被害軽減ブレーキなどは運転をアシストする装備ですから、本人がきちんと運転できることが大前提。もし、ご両親の運転が本気で危ないと感じたら、免許の返納なども視野に入れて話し合うことも必要かもしれません。
▼検索条件
トヨタ カローラアクシオ(2015~)× 衝突被害軽減ブレーキ▼検索条件
ホンダ N-BOX(2017~)× 衝突被害軽減ブレーキあわせて読みたい
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