▲50万円以下の「軽4」でオフロードデビューしよう。

4WDに乗ってオフロードを楽しもう

過去、雪道などでヒヤッとした経験がある方もいらっしゃると思います。ただ、これが公道でなくオフロードコースなら意外に楽しめるんです。

いつもとは異なる車の挙動を、オフロードコースなどの安全なところで味わうのは最高に楽しいもの。急坂を登り降りしたり、泥沼を走ったり、そして横滑りしたところでカウンターステアを当てたりと、オフロードコースに繰り出せばその楽しみは無限大に広がります。

ダートコースは現在、20年前などに比べれば減少していますが、まだまだ全国にしっかり存在しています。料金に関しても場所にもよりますが、おおむね1万円以下。3000円~5000円前後のところもあります。さほどお金もかからず、それでいて日常では味わえない体験ができます。

まずは、お手頃価格の「軽4」はいかが?

さて、そのためには、やはり4WD車が必須でしょう。とはいえ、トヨタ ランドクルーザーや三菱 パジェロでは購入費、および万が一壊れた際の修理費が高くつき、「おもしろそう!」で始めるにはハードルも高いと思います。

そこでオススメしたいのが軽自動車の4WD、略して「軽4」です。車両価格がお手頃であるだけでなく、ボディが軽いので軽快なハンドリングも楽しめます。

中でもスズキ ジムニー(現行型)は高い走破性を誇り、昔から「ジムニー最強説」がまことしやかにささやかれるほどの実力派です。3分割ラダーフレーム構造が採用されるなど、非常に頑丈で、フロントサスのショックアブソーバーとコイルスプリングが分離された本格的な設計になっています。

パジェロの末っ子に当たるパジェロミニ(最終型)の4WDモデルも狙い目でしょう。アプローチアングル44°(タイヤの接地点からフロントバンパーまでの角度)や最低地上高195mmなど、障害物が車体にぶつからないよう設計されており、オフロードでの優秀さはパジェロ譲りです。

また、ダイハツ ネイキッドの4WDモデルも侮れません。こちらは走破性に加えて、趣味性が高いのがポイント。室内にバーエンドキャッチャー(突っ張り棒を固定できる穴)や、フックなどが付けられるナットを埋め込んだ穴が設けられ、趣味の道具も自在に収納できます。

▲現行型のジムニーは、トルクがアップしたターボエンジンを搭載。最小回転半径が4.8mに縮小されているので、クイックなハンドリングが楽しめます ▲現行型のジムニーは、トルクがアップしたターボエンジンを搭載。最小回転半径が4.8mに縮小されているので、クイックなハンドリングが楽しめます
▲軽自動車ながら、しっかりパジェロのスタイルを踏襲したパジェロミニ。ヘッドランプが個性的で、上質かつスポーティな印象となっています ▲軽自動車ながら、しっかりパジェロのスタイルを踏襲したパジェロミニ。ヘッドランプが個性的で、上質かつスポーティな印象となっています
▲「タフ&シンプル」がコンセプトのネイキッド。エクステリアでは骨太のBピラーとCピラーが特徴で、無骨なイメージが演出されています ▲「タフ&シンプル」がコンセプトのネイキッド。エクステリアでは骨太のBピラーとCピラーが特徴で、無骨なイメージが演出されています

総額50万円以下でも十分に狙えちゃう!

平均車両価格/平均走行距離を見ると、ジムニーが約85万円/約6万3000km、パジェロミニが約45万円/約6万8000km、ネイキッドが約27万円/約8万6000km(2014年12月9日現在)。いずれの4WDモデルも、総額50万円以下でカーセンサーアフター保証対象車が購入圏内です。

当然、オフロード走行の横転など、外部要因による故障の場合は保証の範囲外となりますが、経年劣化などで起こった不具合はもちろん保証の範囲内です。デビューが10年以上前のモデルだけに保証を付けておくのも良いかもしれません。

▼検索条件

スズキ ジムニー(現行型)&三菱 パジェロミニ(最終型)&ダイハツ ネイキッド×総額50万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額50万円を超える場合があります