この冬、買い時なコンパクトSUVはミニ クロスオーバー
2014/12/10
ポルシェ マカンの登場で輸入コンパクトSUVブームもさらに本格化
去る11月半ば、話題のポルシェ マカンがついに日本で正式デリバリーを開始しました。コンパクトSUVブームも、より盛り上がっていくでしょう。そんな今、ぜひオススメしたいコンパクトな輸入SUVがミニのミニ クロスオーバーです。
といっても、「そもそもなんで輸入車? 国産のコンパクトSUVじゃダメなの?」という方もいるでしょう。
もちろんダメではありません。ただ、昨今のSUVブームというのは「オフロード走行も思いのまま」というよりは「都会派で、どこかリッチな雰囲気で(そしてその気になればオフロードも走れます)」というプレミアムなイメージによって成り立っています。そしてプレミアム感が強いのは、どちらかといえば国産コンパクトSUVより輸入コンパクトSUVではないでしょうか?
そんな輸入コンパクトSUVの中でも注目なのは、最近お手頃になってきているミニ クロスオーバーというわけです。
初回車検の影響で人気グレードも相場が下落!
ご承知の人も多いかと思いますが、ミニ クロスオーバーというのはハッチバック、コンバーチブル、クラブマンに続く第4のミニとして登場したSUVモデル。ハッチバックよりも120mm高い全高や、シリーズ最大のボディサイズ、高い位置に設定されたシートポジションなど便利に使える“自由度”の高さが特徴です。
ちょっと前から最廉価グレードの「ワン」の相場はお手頃になっていたのですが、ここのところ高出力版である「クーパー」と「クーパーS」の相場も下落傾向。カーセンサーアフター保証対象車でも総額250万円以下で狙えることが多くなっています。
なぜ、クーパーやクーパーSのミニ クロスオーバーが安くなっているか。それは「初回車検」が関係しています。
積載性&居住性とも良好なのに走りもピカイチ
ミニ クロスオーバーのデビューは2011年1月。つまり、初めての車検を迎える初期の個体がどんどん増えてきているんです。その際に「車検を取って、少なくともあと2年は乗ろう」とするオーナーも多いわけですが、「これを機に手放して他の車に替えるか」と考えるオーナーも当然いらっしゃいます。
そして、現在その“手放し”のピークにあるようで直近3ヵ月で流通量が上昇。カーセンサーnetでもミニ クロスオーバーの掲載台数が250台から315台まで増加しました。結果、モデル全体の平均車両価格は約261万円から約252万円まで値下がり。ワンだけでなく人気が高いクーパーやクーパーSの相場も下がりました。
具体的に物件を見てみると総額250万円以下でも、走行3万km以下のアフター保証対象車が購入圏内。210万円台から狙うことができます。
これからの時期、帰省や行楽などで人も荷物も満載にして長距離を走る機会も増えるでしょう。そんな時、ミニ一族の中では抜群の居住性および積載性と、ミニ一族らしいキビキビしたハンドリング性能を併せ持つ、今が旬である「コンパクトSUV」のミニ クロスオーバーは、あなたの冬をきっとカラフルに彩ってくれると思います。