日産 キューブ (旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】
2009/02/10
スクエアなフォルムで一世を風靡した2代目キューブ
OVERVIEWモデル概要
“癒し”を求める時代の雰囲気を巧みに取り入れた
開発のキーワードは「マイルーム」。“癒し”を求める時代の雰囲気を巧みに取り入れ、他車と比較したり性能を誇ったりするのではなく、自分の部屋の延長のようにリラックスできることを狙いとしている。220mmのスライド量をもつリアシートを最後端にセットすれば、リビングのような広さが満喫可能。その“闘わないコンセプト”が性別や世代を問わずに幅広い層から支持され、人気商品となった。GRADE VARIATIONSグレードバリエーション
グレード名 | トランスミッション | ひと言解説 |
---|---|---|
BX | 4AT | 前期モデルに設定の廉価グレード。4WD車も6速マニュアルモード付きCVTも唯一、設定されていない |
SX | CVT/4AT | 前期モデルのベーシックグレード。UVカット断熱ガラスやインテリジェントキーはオプションで用意されている |
EX | CVT/4AT | 前期モデルの最上級グレード。UVカット機能付きプライバシーガラスやインテリジェントキーを標準装備する |
14S | 4AT | 中〜後期に設定された、1.4L車の下位グレード。この4WDモデル、14S FOURも同時期に併売されている |
14RS | 4AT | 中〜後期に設定された、1.4L車の上位グレード。同時に登場した14RS FOURは中期のみの設定だ |
15M | CVT | 中〜後期に設定された、1.5L車の中堅グレード。オートライトシステムや本革巻きステアリングなどはオプション |
15E | CVT | 後期より登場した最上級グレード。本革巻きステアリングや撥水加工のシルキースエードシートを唯一、装備する |
BUYER’S GUIDE購入アドバイス
購入時のチェックポイント
内外装はもちろん、実際にエンジンを
かけてのチェックも必須
ユーザー層はさまざま。なかにはメンテナンスに配慮されずに雑な扱いを受けていた物件もあるので、外装なら擦りキズ、内装ならシートやラゲージのヤレ具合をしっかり確認しよう。可能なら試乗を、無理でもせめてエンジンをかけて異音のチェックなどを行いたい。リコール情報では、2005年5月から11月に生産された車両のCVTの不具合。対象車両は要注意だ。
狙い目グレード
低走行距離の良質なUカーが
数多く揃う2008年式
キューブの相場は、年式が高まるにつれて徐々にアップするタイプ。予算に限りがあるなら2005年以前の前期型が狙い目。特にSXは流通量が多く、どの年式も探しやすい。予算を気にしないなら、2008年式がオススメ。フルモデルチェンジにより流通が活性化しており、走行距離の少ない物件が多数集まっている。なお、中期型は流通量が少なく、14S以外は探しにくそう。
RIVAL MODELSライバル中古車徹底研究
日産キューブのライバル3モデルをピックアップ。旧型bBやモビリオスパイク、コルトなどユーティリティ性に優れたハッチバックが揃い踏みだ。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
日産 キューブ (旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】/旬ネタ
あわせて読みたい
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【トヨタ タンクの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- 【試乗】新型 日産 ノート|市販モデルではプロトタイプのネガ部分が消え、スタビリティの高さが際立った
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 9年連続エンジン・オブ・ザ・イヤー2.0~2.5L部門賞を受賞した「2.5L直列5気筒TFSIエンジン」搭載の狙い目モデル3選
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- 掲載率1%未満! 大人気コンパクトカーの2代目日産 ノートを狙うなら、激レアグレードも要チェック!