第60回 マツダ アテンザ(現行) 【おいしい中古車】
2008/12/26
■日本の美意識が息づくスタイリッシュセダン
みなさんにとって、車の基本になるボディタイプって何でしょう? セダン? ハッチバック? それともミニバン? 年代によって答えは異なると思いますが、「基本はセダンでしょ」という人が多いのではないでしょうか。
私自身もその一人なのですが、きっと親の車がセダンだったなど、子供の頃のイメージが今も残っているからだと思うのです。セダンに乗るとなぜか落ち着く、そんな経験ありませんか?
その現行型アテンザが登場したのは、2008年の1月。そうなんです、まだ1年もたっていません。ついこのあいだ新型になったばかりという感覚です。開発のテーマは「Zoom-Zoomのさらなる進化」と「最高の高速ロングツアラー」。その根幹を担うエンジンは、新開発された2.5Lの直4と、同じく2Lの直4。近年は2Lオーバーのエンジンともなればハイオク仕様が当たり前ですが、どちらもレギュラー仕様というのが嬉しいところです。
ミッションはエンジンに関係なく5ATが搭載され、4WDのみ6ATが奢られています。また、快適性も大きく進化し、後席のニールームは13mm拡大。足が組めるほどのゆとりを生み出しています。エアコンが左右独立で温度調整できるという点も、暑がり父さん、寒がり母さんにとってありがたい機能でしょう。
■わずか1年足らずで新車から100万円安の衝撃!
そして冒頭の話に戻りますが、なんと言ってもアテンザの魅力はデザイン。アーチ型のルーフ形状が特徴的で、空気の流れが見えるような美しさです。なんて言葉で説明しても「うーん…」てな感じですよね。ならば写真を見てください。ブルース・リーの言葉を借りて言わせてもらえば、「Don't Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」です。
美しいセダンに乗れば、気持ちが若くなるかもしれません。車に合わせようなどと、服装にも気を使うようになるかもしれません。そうしたら、奥さまや子供たちの目も変わるかもしれません。そして最終的には人生も…。って言い過ぎですか? でも何かしなけりゃ何も変わりませんからね。…はい、自分のメタボな腹を見て言ってます。
みなさんにとって、車の基本になるボディタイプって何でしょう? セダン? ハッチバック? それともミニバン? 年代によって答えは異なると思いますが、「基本はセダンでしょ」という人が多いのではないでしょうか。
私自身もその一人なのですが、きっと親の車がセダンだったなど、子供の頃のイメージが今も残っているからだと思うのです。セダンに乗るとなぜか落ち着く、そんな経験ありませんか?
↑「幽玄」「凛」「精緻」の3つをデザインモチーフとして作られたアテンザ。セダンらしからぬスタイリッシュさの秘密は、日本の美意識から生まれたもの(左右)
ただその一方で、『セダン=古臭い』というイメージがあることも事実。なかにはそんなことを気にされる方もいるかもしれません。しかし今回ご紹介するマツダのアテンザ(現行型)は、とっても流麗なデザインのスタイリッシュセダン。言葉にすると何だか安っぽく聞こえてしまいますが、本当に美しいセダンなのです。その現行型アテンザが登場したのは、2008年の1月。そうなんです、まだ1年もたっていません。ついこのあいだ新型になったばかりという感覚です。開発のテーマは「Zoom-Zoomのさらなる進化」と「最高の高速ロングツアラー」。その根幹を担うエンジンは、新開発された2.5Lの直4と、同じく2Lの直4。近年は2Lオーバーのエンジンともなればハイオク仕様が当たり前ですが、どちらもレギュラー仕様というのが嬉しいところです。
ミッションはエンジンに関係なく5ATが搭載され、4WDのみ6ATが奢られています。また、快適性も大きく進化し、後席のニールームは13mm拡大。足が組めるほどのゆとりを生み出しています。エアコンが左右独立で温度調整できるという点も、暑がり父さん、寒がり母さんにとってありがたい機能でしょう。
■わずか1年足らずで新車から100万円安の衝撃!
そして冒頭の話に戻りますが、なんと言ってもアテンザの魅力はデザイン。アーチ型のルーフ形状が特徴的で、空気の流れが見えるような美しさです。なんて言葉で説明しても「うーん…」てな感じですよね。ならば写真を見てください。ブルース・リーの言葉を借りて言わせてもらえば、「Don't Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」です。
↑スポーティさとエレガントさを兼ね備えたインテリア(左) 新開発されたMZR2.5Lエンジン(中) セダンのほかに、ハッチバックとワゴンの全3タイプを用意(右)
さて、そんな登場したばかりの現行アテンザ。これがもうとにかく安い。最安値はなんと145.5万円。しかも2.5Lエンジンを搭載した25EXです。新車価格が250万円なので、当年式なのにもう100万円以上安いわけで、これが魅力じゃなきゃ何だって話です。美しいセダンに乗れば、気持ちが若くなるかもしれません。車に合わせようなどと、服装にも気を使うようになるかもしれません。そうしたら、奥さまや子供たちの目も変わるかもしれません。そして最終的には人生も…。って言い過ぎですか? でも何かしなけりゃ何も変わりませんからね。…はい、自分のメタボな腹を見て言ってます。
Text/金子剛士
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第60回 マツダ アテンザ(現行) 【おいしい中古車】/旬ネタ
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