トヨタ マークX(現行型)
2008/12/17
V6エンジンがもたらす高い走行性能と躍動感のあるスタイルが魅力のFRセダン
CONCEPT
累計販売台数480万台を超すベストセラーカーの後継車
FRミディアムセダンのベストセラーカーとして、9世代36年にわたり君臨してきたマークIIの後継モデル、それがマークXだ。長い伝統とともに、ユーザーが高齢化してしまったことを払拭すべく、30~40代のユーザーにも訴求できる内外装デザインや走りのテイストが与えられるなど、一新されている。MECHANISM
2種類のV6エンジンに、駆動方式で異なるATの組み合わせ
プラットフォームやサスペンションなどは、12〜13代目クラウンやIS/GS系と共用。エンジンはクラウンロイヤル系と同様、2.5Lと3Lをラインナップ。いずれもV型6気筒の直噴方式を採用し、燃料は無鉛プレミアム指定となる。ミッションは全グレードATで、FRが6速、4WDが5速。EXTERIOR & INTERIOR
個性的なエクステリアとモダンな雰囲気のインテリア
前輪を思い切り前方に配置したプロポーションは、いかにもエンジン縦置きFR車のそれ。ボンネットに連なるVラインと独特の3連ヘッドランプが存在感を主張。空力性能はCd値0.28と量産車トップレベルだ。モダンな家具調のインテリアにはLEDによる照明が多用されており、クールな雰囲気を演出。DRIVING IMPRESSION
軽快な走りを楽しみたいなら、断然2.5L車がオススメ
45タイヤ装着車でも過度に硬くはなく、道路の補修跡を踏んでも不快感はない。一方、60タイヤ装着車はステアリングの正確性が高く、操舵応答性やロールコントロールがよくシンクロしている。トルクに余裕があるのは当然、3Lエンジンだが、回転上昇の軽快感では2.5Lのほうが上。日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
トヨタ マークX(現行型)/旬ネタ
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