日産 デュアリス 試乗会風景

■既に受注6000台超!の秘密はどこに?

 今回から【ちょい乗り試乗】シリーズとして、編集部員が文字通り、第一印象を(なるべく)試乗したその日にお届けします。ボクらは撮影がメインなのでちょいのり程度ですが、それでも「あ、いいじゃん」くらいは感じますから。
 で、本日、山中湖で行われたデュアリスの試乗会に参加してきました。ボクが乗ったのは20G(2WD)。まず山中湖湖畔の曲がりくねった一般道では、タイヤが路面にしなやかにまとわりつく感じが好印象。で、もうひとつ感心したのが、室内の静かさです。さらに、この日は天候に恵まれたのですが、大きなガラスルーフ(世界で3番目に大きいのだそうです)のおかげで開放感がメチャ高いし、とても気持ちよい。
 高速道路に出ても、しなやかな足回りという印象。専用のサスペンション等が利いているのでしょうが、細かいことは、後日アップする評論家の方のインプレッションを。ここでは、室内の静かさ(風切音対策も徹底的にこだわったとか)を上げておきます。あんまり静かなんで、撮影のため加速した際にエンジン音が高鳴るわけですが、それだけが聞こえてくる感じです。
 欧州生産車なので輸入車と比べてみますが、同じ2Lを積むVWゴルフとかプジョー307といったCセグメントといったあたりと全長&全幅はほぼ同じ(デュアリスが全長+100mm程度、全幅+20mm程度)、全高も+100mmちょっとくらい。そう考えるとインテリアの質感も、写真で見るよりずっといいし(実車、見たほうがいいですよ)、こういうカタチ、Cセグには他にないので目新しさはあるし。日本では今、このクラスのSUV(みんな大きくなりました)ないですからね。でもってこの20Gで222万750円という価格。その辺が発売直後に月販目標の3倍、6000台を売り上げた理由の一つなんでしょうか?
 ま、ファースト・インプレッションとしてはこんなところで。詳細の評価については、もう少々お待ちを。

カーセンサーnet編集部デスク ぴえいる