レクサス RX ▲2023年7月の改良から1年半を経て再び商品力アップに乗り出すレクサス RX。外観デザインは販売中の現行モデルと変わらず存在感が保たれる想定

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

最新型RX、一部改良で静粛性と操安性を向上

レクサス RXが一部改良で商品力アップに乗り出す。デビュー予定日は2025年2月27日で、生産は翌週の3月3日となる見立て。

今回の手直しでは感性品質の向上が掲げられる。中でも重点的に強化されるのが静粛性で、吸遮音材の見直しによって音源でもあるエンジンからのノイズを低減。

車外からのロードノイズ侵入を抑えるべくフロントドアに加えてリアドアにも遮音ガラスが用いられるとともに、リア床下に防音材が追加される。

また、操安性と乗り心地の改善を狙って電動パワステ、AVS(減衰力制御サスペンション)、ショックアブソーバーのチューニングも見直される。
 

レクサス RX▲F-SPORTには写真のダークローズに加え新たに専用内装色としてホワイトとブラックのコンビが追加される。コントラストの強いモダンな室内を求めるユーザーに支持されそう

メーターパネル全面液晶化?

インテリアでは液晶メーターパネルが12.3インチにアップグレード。うれしいことにグレードを問わず全車に適用される。

F-SPORT系には専用内装色としてダークローズが設定されているが、改良では新たにホワイトとブラックのコンビネーションが加わる。

メーターパネルの全面液晶化などが行われることでFFモデルは約2万円のアップに価格改定される。4WDモデルはグレードによって追加装備が異なるため価格の上昇幅もマチマチだ。

低速時には後輪が逆位相に操舵され高速時には同位相に操舵されることで小回り性と安定感アップに貢献する「DRS(ダイナミックリアステアリング)が備わる「RX450h+」と「RX350h」は、約15万円値上げされる。

※2024年12月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2025年2月27日
■全長×全幅×全高:4890×1920×1700(mm)
■搭載エンジン:2.5L 直4+モーター 他
 

文/マガジンX編集部
写真/レクサス