▲「今日の新車は明日の中古車」ということで、2017年に発売されたばかりの新型車をチェックしてみましょう▲「今日の新車は明日の中古車」ということで、2017年に発売されたばかりの新型車をチェックしてみましょう

2017年も今日で終わり……

2017年の大晦日。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

今年もご愛顧いただきありがとうございました。2018年もよろしくお願いします!

さて、国内市場では、今年もたくさんの新型車が誕生しました。そしてそんなモデルたちも、年が変わるのを待たずして、中古車で狙える状況となっています。

今回は、そんな「今年でたばかりなのに、中古でも狙えるモデル」をピックアップして紹介します。

※流通台数は、2017年12月27日現在のカーセンサーnetに基づいた数字です

スズキ ワゴンR(2017年2月発売)

スズキ ワゴンR(Photo:阿部昌也)

今年はじめにフルモデルチェンジし話題となった、スズキの売れっ子軽自動車。

広瀬すずさん、草刈正雄さんのテレビCMがガンガン放映されているので、ご存じの方も多いでしょう。

最新の現行型は、6代目にあたります。室内空間や装備の完成度は高く、「さすが業界をけん引してきた“ご長寿”モデル!」という感じ。

マイルドハイブリッドを初搭載し、燃費もさらに良くなりました。(33.4㎞/L・JC08モード)

中古車の流通量はすでに1000台以上。もう十分に選ぶことができるでしょう。

グレードにより3種類のフロントフェイスが用意されているので、好みに合わせてチェックしてみてください。

トヨタ プリウスPHV(2017年2月発売)

トヨタ プリウスPHV(Photo:篠原晃一)

石原さとみさんのテレビCMが印象的でしたね。プリウスベースのプラグインハイブリッド「プリウスPHV」です。

37.2km/L(JC08モード)を誇る現行プリウスがさらに“電気だけでも走れる”ようになっているので、燃費に関してはもう最強の域。

短距離の移動をメインに利用する方は特に「前にガソリンスタンド行ったのいつだっけ……」となってしまう車です。

中古車の流通は今のところ200台前後。そのほぼすべてが走行距離1万km以下ということで、いろいろと安心して選ぶことができるのは嬉しいところ。

ダイハツ ミライース(2017年5月発売)

ダイハツ ミライース(Photo:奥隅圭之)

エコ(エコロジー+エコノミー)&スマートがコンセプトの軽自動車、ミライース(e:S)。

“大きな鍵”のシュールなテレビCMが印象的です。

2017年のフルモデルチェンジでは、基本性能を向上させ、衝突回避支援システム「スマートアシストIII」も初めて採用しています。

燃費も35.2km/L(JC08モード)と優秀。

中古車はすでに900台以上流通しており、色なども十分に選べそうです。

トヨタ カムリ(2017年7月発売)

トヨタ カムリ(Photo:尾形和美)

日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーにも選出された、今年話題の1台。トヨタのFFセダンでは最上級に位置するモデルです。

TNGA(Toyota New Global Architecture)に基づき、プラットフォームやユニット、電子系などすべての部品をゼロから開発。上質さにさらに磨きがかかりました。

中古車の流通量は20台以下と、まだわずかですが、オプション装備を豊富に搭載した物件が多いので、新車でオプション含め検討している方は、一度目を通してみると良いかもしれません。

ホンダ N-BOX(2017年9月)

ホンダ N-BOX(Photo:篠原晃一)

言わずと知れた日本一売れている軽自動車。エクステリアの印象がそこまで大きく変わらないので、“新型”感は薄いかもしれませんが、中身はしっかり変わっています。

プラットフォーム、パワートレインは新開発。安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」や助手席スーパースライドシートなどの新しい快適装備も採用されています。

9月に発売されたばかりですが、中古車の流通量は600台以上。現在のところ、そのすべてが1万km走行以下という素晴らしいコンディションなので、チェックしてみて損はありません。

2018年の動向に注目!

この他にも、2017年には、ガソリン車が追加されたマツダ CX-3ホンダのシビックシリーズ日産の電気自動車リーフなどなど、魅力的な新型車はたくさん登場しました。

2018年もたくさんの新しいモデルが登場することでしょう。

「今日の新車は明日の中古車」……ということで、気になる車は、新車に限らず中古車でも、ぜひチェックしてみてください!

text/編集部 井上恵利
photo/阿部昌也、篠原晃一、奥隅圭之、尾形和美