▲ターボエンジン搭載に合わせて、フロントバンパーやホイールに専用品が用いられるだろう。既存モデルとの差別化が図られるスイフトスポーツだが、やはりイメージカラーはレモンイエローか ▲ターボエンジン搭載に合わせて、フロントバンパーやホイールに専用品が用いられるだろう。既存モデルとの差別化が図られるスイフトスポーツだが、やはりイメージカラーはレモンイエローか

待ち望まれるスイフトスポーツ

新世代プラットフォームが採用されて、キビキビとした走り味に磨きがかかった4代目スズキ スイフト。マイルドハイブリッドが設定されるなど、選択肢は増えたものの、やはり本命とも言える、スイフトスポーツの登場を待ち望んでいる人は多いに違いない。

もちろん、スイフトスポーツは現行スイフトにも設定される計画で、2017年のフランクフルトモーターショーでワールドデビュー、追って国内でも発売される公算が大きい。

▲ドイツ車から始まり、国内でも流行の兆しが見え始める、ダウンサイジング過給。スズキは独自の名称、ブースタージェットを掲げ、さらなる普及を図っていくようだ ▲ドイツ車から始まり、国内でも流行の兆しが見え始める、ダウンサイジング過給。スズキは独自の名称、ブースタージェットを掲げ、さらなる普及を図っていくようだ

スズキ独自のダウンサイジングターボで武装

スイフトスポーツのいちばんのポイントは、パワートレインにブースタージェットが起用されることだ。現行スイフトには、すでに1L直3ブースタージェットが、RStグレードに搭載されているが、スイフトスポーツには、この上をいく1.4Lブースタージェットが与えられる。

先代スイフトスポーツに搭載された1.6LNAエンジン比で、最高出力+4ps/最大トルク+5.1kg−mを発揮し、6速MTと組み合わされれば、軽快かつホットな走りが堪能できるだろう。イージードライブを好むユーザー向けに、6速ATも設定される。

▲新世代プラットフォームに、1.2Lマイルドハイブリッドなど、複数のパワートレインが用意され、2016年12月に発表された現行スイフト。張り出しの強い前後フェンダーが特徴 ▲新世代プラットフォームに、1.2Lマイルドハイブリッドなど、複数のパワートレインが用意され、2016年12月に発表された現行スイフト。張り出しの強い前後フェンダーが特徴

専用フェイスで武装するも、価格は200万円程度か

エクステリアでは、ノーズ先端に大開口グリルが備わる点は標準車と変わりないが、バンパー下部まで届く、スイフトスポーツ専用サイズに拡大される可能性がある。これに伴って、バンパーの造形も変わるだろう。

専用アルミホイールやステッチ入りシート表皮といった、専用アイテムが揃うことも想像に難くない。

税込み価格は200万円程度に値付けされる予定だ。国内にはバッティングする競合車が少なく、独自のキャラクターを継承することで、スズキの登録車の象徴にふさわしい存在感を再び放つことだろう。

※2017年3月31日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年10月
■全長×全幅×全高:3845×1695×1485(mm)
■搭載エンジン:1.4L 直4+ターボ

text&photo/マガジンX編集部