2ケタの予算でジャガーが手に入る! セダンを検討中ならXタイプを要チェック
2016/08/20
セダンを検討中なら、ジャガーも選択肢に入れてみては?
少し前まで最もポピュラーなカテゴリーであったセダン。ハッチバックやSUVといったカテゴリーが隆盛の現在ですが、単に「車」と聞いたときに多くの方がイメージするのはセダンの形ではないでしょうか。
国産、輸入車を問わず、高級車といえば現在でもセダンが主流です。トヨタ クラウン マジェスタ、メルセデス・ベンツ Sクラス……各社のフラッグシップもセダンです。
歴史ある形であり、また荷室と人間がいる空間が分かれているからこそ静かな室内空間を実現しやすいのがセダン。「大人」な車を求める方にはピッタリなカテゴリーです。また他のカテゴリーの車が増えてきたからこそ、今セダンに乗っていれば街での存在感も増して見えるでしょう。
とはいえ、セダンといえば最近では高級な車が多いもの。セダンの形が気に入っていたとしても、予算の関係からいわゆる「ふつうの」国産車を検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろんそうした車たちを購入されても全く問題ないのですが、もし輸入車を「高そう」と敬遠されていたのであれば、ぜひ検討していただきたい車があります。それがジャガー Xタイプです。
歴史あるジャガーのボトムラインを担ったXタイプ
ジャガー Xタイプは、2001~2009年にかけて販売されていた、英国の高級車ブランド・ジャガーのセダン。1920年代創業の伝統あるブランドです。そんなブランドの車でありながら、総額40万円から狙えるのです。
ボディサイズは全長4685mm×全幅1790mm×全高1420mm。ジャガーのこれまでのラインナップの中でも小ぶりで、取り回しに苦労することもありません。
ちなみにデビュー時の新車価格はエントリーグレードで425万円。最上級グレードは600万円オーバーと決して安価な車ではありませんでした。グレード体系は若干複雑ですが、基本的に排気量に対応しており、3L>2.5L>2Lの順に高級となります。
2008年までの前期型を狙おう
中古車市場では台数の多い2L、2.5Lが比較的探しやすくなっています。そしてポイントとなるのは「前期型」か「後期型」かということ。Xタイプは2008年を境に前期型と後期型に分かれており、そのタイミングで内装やフロント部分のエクステリアデザインが変更されました。
Xタイプはグレードや排気量よりも年式による価格差の方が大きいため、前期型でより上級グレード、つまり排気量のより大きなモデルに買い得感があります。例えば2008年以降の後期型となるとほとんどが総額100万円台となっているのに対し、前期型であれば総額40万円から手が届くのです。
先ほどお伝えしたように3Lは流通台数が少ないため、前期型「2.5 V6」、「2.5 エグゼクティブ」が狙い目となります。また前期型はフロント部分にメッキパーツが採用されていたり、フロントパネルがウッド調となっているなどクラシカルな装いです。伝統あるジャガーですから、そうした古典的な雰囲気が車によく似合っています。
総額40万円からジャガーに手が届く。驚きかもしれませんが、もしセダンを2ケタの予算で購入しようとされているなら、ぜひXタイプも検討してみてはいかがでしょうか。購入後、「いくらで買ったの?」と聞かれるたびにきっとニヤリとしてしまいますよ。
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