▲本日5月15日に発表、発表されたホンダ シャトル。「フィット」の名がとれてシャトル単独の車名になりました ▲本日5月15日に発表、発表されたホンダ シャトル。「フィット」の名がとれ、シャトル単独の車名になりました

「フィットシャトル」から「シャトル」へ。鮮明になったキャラクター

2015年5月15日(金)、ホンダ シャトルが発表・発売されました。グレードはハイブリッド車が3種類、ガソリン車1種類で、それぞれにFFと4WDが設定されています。価格は169万円~254万2000円。この他に助手席が回転する福祉タイプの車両も用意されています。

これまでは車名も「フィット シャトル」と、フィットの派生車種という位置付けでしたが、「シャトル」として独立。5ナンバーサイズを維持しながらも、ラゲージ容量が517Lから570Lへと大幅にアップしました。コンパクトなステーションワゴンとして、趣味やロングドライブを楽しむ人のための車といったキャラクターがより際立たされています。加えて燃費性能もハイブリッド車の一部グレードではクラストップレベルの34.0km/L(JC08モード)となりました。

今回は、そんなシャトルを写真とともにご紹介いたします。

▲シャトルのデザインコンセプトは「STYLISH UTILITY-BREAK」。存在感や上質感を表現したいという思いが込められています。ヘッドライトはLED光をリフレクターで反射させ、人の目のように細長いシルエットに見えるようになっています ▲シャトルのデザインコンセプトは「STYLISH UTILITY-BREAK」。存在感や上質感を表現したいという思いが込められています。ヘッドライトはLED光をリフレクターで反射させ、人の目のように細長いシルエットに見えるようになっています
▲サイドからリアへと続くラインが印象的な、最近のホンダらしいスタイリッシュなデザインです。ボディカラーはミッドナイトブルービーム・メタリック、ミスティックガーネット・パールの新色2つを含む全8色が設定されています ▲サイドからリアへと続くラインが印象的な、最近のホンダらしいスタイリッシュなデザインです。ボディカラーはミッドナイトブルービーム・メタリック、ミスティックガーネット・パールの新色2つを含む全8色が設定されています
▲サイズは全長4400mm×全幅1695mm×全高1545mm(4WD車は1570mm)。5ナンバーサイズかつ立体駐車場の利用にも配慮した高さです。最小回転半径4.9m(HYBRID Zは5.2m)と取り回しにも優れます ▲サイズは全長4400mm×全幅1695mm×全高1545mm(4WD車は1570mm)。5ナンバーサイズかつ立体駐車場の利用にも配慮した高さです。最小回転半径4.9m(HYBRID Zは5.2m)と取り回しにも優れます
▲ハイブリッド車のエンジンはアトキンソンサイクルを採用。モーター内蔵の7速DCTと組み合わされ、JC08モードで34.0km/L(2WD車)とクラス最高レベルの低燃費となっています。ガソリン車は1.5L直噴エンジンとトルコン付CVTを搭載。最高出力132ps、最大トルク15.8kgf・mを発揮すると同時に、燃費性能も21.8km/L(2WD車)とバランスの取れた仕上がりとなっています ▲ハイブリッド車のエンジンはアトキンソンサイクルを採用。モーター内蔵の7速DCTと組み合わされ、JC08モードで34.0km/L(2WD車)とクラス最高レベルの低燃費となっています。ガソリン車は1.5L直噴エンジンとトルコン付CVTを搭載。最高出力132ps、最大トルク15.8kgf・mを発揮すると同時に、燃費性能も21.8km/L(2WD車)とバランスの取れた仕上がりとなっています
▲パーキングブレーキがサイドから足元へと移されたことで、大型アームレストや手の届きやすい位置にドリンクホルダーが設置されています。一部グレードではコンソール内に電源としても使えるUSBジャックも備えられています ▲パーキングブレーキがサイドから足元へと移されたことで、大型アームレストや手の届きやすい位置にドリンクホルダーが設置されています。一部グレードではコンソール内に電源としても使えるUSBジャックも備えられています
▲ホンダ車ではお馴染みの「センタータンクレイアウト」により、足元は余裕たっぷり。シートをフルフラットにした際、段差が生じないようウレタンが埋められ、使い勝手もとても良いんです ▲ホンダ車ではお馴染みの「センタータンクレイアウト」により、足元は余裕たっぷり。シートをフルフラットにした際、段差が生じないようウレタンが埋められ、使い勝手もとても良いんです
▲最大の特徴ともいえるラゲージ。容量はフィットシャトル ハイブリッドに比べ53Lアップの570L(ハイブリッド車、2WD)となりました。床やシートに置きたくない小物用にリアシート背面に設けられた「マルチユースバスケット」や、汚れに強い素材を用いたラゲージアンダーボックスなど、工夫も満載です ▲最大の特徴ともいえるラゲージ。容量はフィットシャトル ハイブリッドに比べ53Lアップの570L(ハイブリッド車、2WD)となりました。床やシートに置きたくない小物用にリアシート背面に設けられた「マルチユースバスケット」や、汚れに強い素材を用いたラゲージアンダーボックスなど、工夫も満載です

【SPECIFICATIONS】
■グレード:HYBRID X ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHC+モーター ■総排気量:1496cc
■最高出力:81(110)/6000+22[29.5]/1313-2,000[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:134(13.7)/5000+ 160[16.3]/0-1313[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:DCT
■全長×全幅×全高:4400×1695×1545(mm) ■ホイールベース:2530mm
■車両重量:1220kg
■JC08モード燃費:32.0km/L
■車両本体価格:219万円(税込)

■グレード:G ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHC ■総排気量:1496cc
■最高出力:97[132]/6600[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:155[15.8]/4600[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4400×1695×1545(mm) ■ホイールベース:2530mm
■車両重量:1130kg
■JC08モード燃費:21.8km/L
■車両本体価格:169万円(税込)

text/若菜乱太郎(編集部) photo/尾形和美、若菜乱太郎(編集部)