ホンダ N-BOXチョップド予想イラスト|ニューモデル速報

N-WGNやS660など、東京モーターショー2013でその勢いを見せつけたホンダの軽。どうやらこの2モデル以外にも、おもしろいモデルが用意されているようだ

チョップドルーフのN-BOXが登場か?

ホンダらしさ満開の「ワル」なモデル

今回、スクープ班がキャッチしたのは2モデルだ。ひとつは、N-BOXチョップド。チョップドとはアメリカで人気のチョップドルーフのこと。車高を低くするためにピラーの一部を水平に切り落として溶接した屋根のことを指す。超ハイト系軽ワゴンであるN-BOXの全高を下げたモデルのようだ。

予想イラストを見てほしい。東京オートサロンの会場から飛び出してきたかのような「ワルい」雰囲気だ。ただ、見た目のワルさとは裏腹に、全高が低くなることによる軽量化や、前面の面積が縮小したことによる空気抵抗の低減などによって、燃費はベースのN-BOXより良くなるかもしれない。

広さをウリにしているN-BOXの室内高を下げ、あえてキャビンをタイトにする「自己否定」的な商品提案はいかにもホンダらしい。

もう1台は、N-ONE LOWという。こちらも車高を下げたモデルだが、ローダウンサスペンションが組み込まれただけのモデルではない。もっと手が加えられ、適度な背丈となるようだ。その狙いはどこにあるのだろうか。

2011年の東京モーターショーでスタディモデルが出展された際、N-ONEはミラe:Sのようなオーソドックスな2BOX軽自動車の寸法で現れると思われていた。しかし、実際に発売された量産版は全高が1610mmもあり、どちらかといえば背高ワゴンとして登場。思いのほか「デカい」印象をユーザーに与えてしまった。

N-ONE LOWは、そのイメージを払拭すること、立体駐車場への入庫を可能とすることを目的とするモデルのようだ。全高は立体駐車場に入る目安となる1500~1550mmを目指して開発が進められている。

※2014年1月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

2013年の軽四輪車新車販売台数でナンバー1となったN-BOXシリーズ(社団法人 全国軽自動車協会連合会調べ)。累計台数は51万台を突破した

2013年の軽四輪車新車販売台数でナンバー1となったN-BOXシリーズ(社団法人 全国軽自動車協会連合会調べ)。累計台数は51万台を突破した

ホンダのもう1台の隠し玉、N-ONE LOW。ローダウンサスとルーフの膨らみを抑えたデザインの組み合わせで、立体駐車場に入る全高となる模様

ホンダのもう1台の隠し玉、N-ONE LOW。ローダウンサスとルーフの膨らみを抑えたデザインの組み合わせで、立体駐車場に入る全高となる模様

予想発表時期(N-BOXチョップド)2014年12月
全長×全幅×全高3395×1475×1630(mm)
搭載エンジン660cc 直3
■Photo&Text/マガジンX編集部